A Note

^_^

Ah shit, not again

昨年前半にグリーンシル・キャピタルとアルケゴス・キャピタル・マネジメントに絡む不祥事が立て続けに表面化して以来、株価は約3分の2下落した。

 

クレディ・スイスが派手に逝くだろう」の観測が市場で勢いを増してる。

1つにはCDSが破綻を織り込んだ水準までスパイクしてる。

いや、クレディ・スイス(以下CS)って特にここ数年くらい、そもそもが救いがたいギャンブルばかりして死ぬほど損してるイメージの投資銀行。「あいつらめっちゃ馬鹿だぞ」って印象しかない。少しまともに市場を見てる人ならそうでしょ。

だからもし馬鹿の銀行が吹っ飛んだとしてそんなことに誰が驚く? 博打狂いの破産ほど予測可能な帰結はこの世界に存在しない。

ということで、週明けからCSが爆発するかどうか楽しみ。そしてもし彼・彼女らが短期的には逝かなくても、相当巨大な金融危機が今それとまた並行して準備されてるはずだから心理的な準備くらいはしておきたい。

Market Wizardsのインタビューで読んだあるUKの成功したトレーダーの話(総資産数十億円は超える水準だから日本で言う大金持ち)。

正確に覚えてないがその人は大学を出て最初は会計士としてキャリアを始めた。その過程でロンドンのシティ(=金融街)で働く株屋・トレーダーの連中と物理的にすれ違い会話を交わす機会も生まれたのだが、みんな揃ってムカつくAssholeだったため、こんな傲慢な馬鹿どもに大金が稼げるなら自分にも絶対できると思った。

それがトレーダーとしての始まりだと言ってたのだがたぶんCSもその手の馬鹿で溢れた銀行だと思う、やってることを見れば。

日本語のTiwtter見ると、ファイナンスの世界にいるオッサンで「潰れるわけないだろププ」って書いてるやついる。業界のインサイダーで自己の知性と無謬性を過信してポルシェカイエンとか乗ってるタイプのスカした不細工なオッサンめっちゃ嫌いだわ。

リーマン・ブラザーズがある日突然消え去る世界で、CSみたいな馬鹿銀行が絶対に潰れないと考えてるなら不合理な信仰でしかない。

まあ10月27日に決算があるからそこでCSが何言うか見てみようか。それまでこの銀行が生きてれば。