今年の札幌は危機的な状況。それはこれまで降った雪の量に道路の除雪また排雪がまったく追いついていない。この街に数十年住んでるけど生まれて今までで道の状況が一番悪いと感じる。バスの運休が相次ぐなど都市機能は部分的に麻痺している。
思いつく要因。まず雪は降るものだから仕方がない。人間が自然に逆らうことなど不可能。
それを前提として、おそらく札幌市がこなせる除雪量、排雪量のキャパシティ自体が急激に低下しつつあるとみてる。それは単に人材不足。朝の3時からダンプや重機に乗って働いてくれる人がもういない。若い人はそんな仕事したくないから入ってこないので下が補充されない。いっぽう上は高齢化していて、もっと歳を取れば引退して辞めていく。そうやって札幌市の除雪能力そのものが急減していると考える。
いくら車や予算があったところで、実際に乗って給料を受け取って働いてくれる人がいないなら無意味な代物、役には立たない。
一つ確かなのは、札幌は除雪の体制に抜本的な改革を加える必要がある。除雪のキャパシティ自体を上げないと解決はない。人気のない職業へ人を呼ぶためにできる手段はこの世界では一つしかない。「給料を上げる」 さらに労働条件の改善。
このままでは札幌は冬期の都市機能が維持できなくなる、その瀬戸際に来てる。
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ロシアのウクライナ侵攻が近いかもしれない。ここ数日で急速に事態が緊迫している。
今回の危機を単なるShow of force(=はったり、戦力の誇示による威嚇)で終わらせるためには、プーチンはあまりにも大規模な軍隊を動員し過ぎているように感じる。
思い切り振り上げた拳はどうにかして下ろす必要がある。
ヨーロッパ諸国もウクライナへの支援として、自国の軍艦を黒海へ派遣したり、対空兵器を空輸したりし始めた。
戦争になるかもしれない。その規模はロシアがこの軍事作戦でどの程度の戦果を目的にしているか、それに大きく左右される。