A Note

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Next is the Lambda variant

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制御しようともしていないのに「制御不能」と言われても参ってしまう。とはいえその言葉に嘘はなく、終わりが始まったのを認める発言と考えていい。もう国も東京都もその無能力によって感染者の確定と隔離を放棄したので、つまり新規感染者数の減少へ持ち込むことはもはや不可能。

それがどういうことかというと、これから首都圏で暮らすワクチン未接種者の全員と、接種済みの2割(Breakthrough rate)がデルタ株に感染すると思う。それで何人死ぬかは分からないが「すごくたくさん」だ。接種済みの感染者はほとんど死なないだろう。死者のほぼ全員は未接種者が占める。今病院や治療という概念は完全に消滅しているので、その人たちは一切の手当を受けられないまま自宅へ放置され、苦しんだ末に死ぬ。運の良い人は自分の生命力で生き残る。運が良いか悪いかはかかってみるまで分からない。

実際には地獄絵図がある程度続いた時点で「経済活動への影響…」などと言っていられない事態になるので、その時点で世論また知事会の激怒や、社会に広がる末期的な絶望感に負ける形で政府がロックダウンを余儀なくされると思ってる。それがいつになるかは分からないがもちろん遅れるほど未来の死者は増える。

もし本当にロックダウンせずに行くなら自国民を積極的に大量に殺しにくるという意味で冗談でなく世界史に残るすごい政権になれるが、連中は馬鹿で腐敗して狡猾ではあってもそこまでの根性はないと思う。

 ところが今パラリンピックやるつもりでしょ。8月24日から9月5日。現政権の薄情さと愚かさを考えればパラ開幕以前のロックダウン決断はできないと見てる。どれだけ状況が悪化しても強行開催を試みるはず。そうだとすれば最短でも閉幕後9月6日からの都市封鎖ということになる。

 9月6日まであと25日もある。このまま25日放っておけばたくさん死んでいろいろ終わるには十分過ぎる時間がある。だからどうせ現状をはるかに超えてめちゃくちゃになることはもう決まっている。

 

 

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ラムダ株について調べてる。英語圏アメリカのフロリダでもうデルタを置き換えつつある雰囲気。またすでにラムダに蹂躪された国がペルー。

眺めて大まかに受ける感触としてはデルタより確実に怖い。デルタよりブレイクスルーの確率が大きく上がってる。ワクチンを無効化して感染させに来る能力がとても高い。ワクチン接種者さえ普通に入院へ追い込むようなすごい株に見える。ラムダ株の感染予防のために現行のワクチンがほとんど効かなくなってる可能性さえあると思う。感染者への攻撃力もデルタと同等か少し上の印象。

フロリダやUKとかこれからラムダが先行して感染を広げていく地域から出てくる情報や研究をよく見ていく必要がある。ワクチンがどれだけ効かないのか、攻撃力はどの程度なのか、それが数字で分かってくる。

これから日本ではデルタとラムダとで人間という宿主の奪い合いをしていくことになる。ラムダがどれだけ勢力を広げるかはまだわからない。ただ必ず広がると思ってる。6月はじめにデルタの割合が0%だったときからほぼ100%に至る現在まで、わずか2ヶ月しかかかってない。

 つまり今年の秋から冬にかけてラムダ株がデルタを置き換えるほど日本を席巻するのには十分過ぎる時間がある。そしてその場合には現在の日本で起きている悲劇をさらに超えた、目も当てられない光景が出現する可能性は高い。

それがなんなのかはその時が来れば見える。