A Note

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COVID-19に罹患し入院して既に退院した方のTwitter。未知の興味深い情報が2つ。

1つはこの人が入院していた病院ではもう人工呼吸器が足りていないということ。2ヶ月前くらいからここに書いてたがこれは当たり前。人工呼吸器を急いで増産し増床、日本政府はそういうことを一切していないのだから足りるわけがない。問題は今の段階で何歳以上に使えなくなってるのか。もちろん地域差ある。東京はヤバい。80歳を超えたら機械当たりませんよ、ご愁傷様ですならまだまし。

ところが感染爆発したイタリアの北部では医療システム完全に飽和して終わったのでこれが「60歳超えたら機械ありませんから死んでもらいます」になった。病院によっては55歳、50歳くらいまで下がったかもね。50歳超えてる人なんてそこら中にいるでしょう。その人たちはもちろん自分が老人だとは思ってない。ところがCOVID-19で重症化したら見捨てられる可能性十分にある年齢。医療システムが崩壊した都内の中年以上は普通に生きてるだけで人生綱渡りしてる。本人がそれに気づいてないだけの話。

2つ目は現場の医師がアビガンの副作用についてあらかじめ投与前に患者へ警告するほどの何かがあるということ。これは興味深くて、そもそもアビガン自体Fast trackに乗せて慎重な治験とかいろんなテストを吹っ飛ばして今緊急的に使っている薬だから、これまで顕在化しなかった薬の難点が臨床の現場で見えてくるのが当然。それがまったくないなんてあり得ない。

医者がわざわざ飲まないほうがいいと言うくらいのアビガンの副作用は何かな。重大なものとして催奇形性が言われていて、これは広く知られている。動物実験において胎児の死亡が観察されているという英語圏の記事も読んで知っている。ただ上の人は男性のはずで、医者がアビガン使えるけど飲まないほうがいいとアドバイスする理由としてこれは関係がないから何か別のもの。