「全国のCOVID-19重症患者に対する人工呼吸器・ECMO装着数、ECMO治療成績を公開」
これは重要なデータ。都道府県ごとの人工呼吸器装着数、ECMO装着数、ECMO治療成績のグラフ。今現在の日本全国でCOVID-19患者におけるECMO治療中が、総計55人。北海道は3人、東京は15人。ECMOはあの世に片足踏み入れた人間を現世に留めておく最後の手段。だから機械に繋がれた時点でそのうちの40％が死ぬ。60％が生き残る。志村けんや岡江久美子はECMOの適用を受けたが、残念ながらこちらへ帰ってこられなかった。
4月28日現在で国内のECMO適用例、その治療総数が今までに115件、うちECMO離脱52例、ECMO管理中42例、死亡19例。ECMO管理下の死亡率40から50％に届くから、現在治療中の42例のうち半数が統計的に言って助からない。ただ、機械に繋がれるのはそもそもECMOがなければ必ず死んでしまう、本来なら死亡率100％である感染者たちなのだから、もしその中の半分でも生き残れるとしたらこれは奇跡のようにすごいこと。
