A Note

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先住権か違法な漁か アイヌ、許可得ずサケ捕獲 儀式用十数匹

https://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201909/CK2019090202000252.html

 

北海道紋別市の川で1日、アイヌ民族の畠山敏さん(77)が、サケの捕獲は認められた先住権だとして、道の許可を得ずに儀式用のサケ十数匹を捕獲した。道職員が制止する場面もあったが、畠山さんは「サケ漁をするかどうかは自己決定権だ」として決行した。

 

これは興味深いニュースなんだよね。まあ当然のことだがアイヌの畠山敏さんを支持する。自分自身が北海道民であり和人なのだが、アイヌが平和に暮らしていた北海道へ無理やり押し入って彼らを虐げてきたのが日本人の歴史なのであって、非常に野蛮な所業を為したわけ。アイヌの権利と名誉は可能な限り回復されなければならないし、そうであるなら彼らが儀式のために用いるわずかなサケを獲ることを禁じる権利など日本人にあるはずはない。

これは明らかに政府の問題であって、それはアイヌに先住権を認める法的な手当を日本が行っていないということ。日本人とは異なった条件に基づく特別な漁業権をアイヌに認めるべきなのに日本政府がそれをしてないという失態がある。だから本来であればそもそも出番などない北海道職員や警察官がこうして出てくることになる。とてもおかしな馬鹿げた状況になっている。

政府はこの不当な状況を是正するために必要な立法措置を取らなくてはいけない。