A Note

^_^

SUNNY GIRL

SUNNY GIRL


上のYoutubeで1分半プロモ部分が聞けるよ。Aghhhh, they're really awesome.(訳:アウー、こいつらたしかにマジでいいな。) Awesomeは「いい」「サイコー」って意味の形容詞だよ、おれの感じではイギリス人のじゃなくてアメリカ人の英語だ。ジャケットもいいねい。

そんなAwesomeなCity Clubの活動期間は何年? まだデビューから4年経ってないのではないかな。しかし新人らしからぬうまさ、まとまり感。ただ音楽に限らず映像でも小説でも才能のある表現者ほど最初から老成していて、新人離れした成熟を示すことが多いのは普遍的といえばそうだろう。ここでその一例として、これまでの数年で日本から出た中で最高のバンドの一つであるSuchmosの名前を出すこともできる。


「ありふれた日々だって 君がはにかめば
 ほら SUNNY GIRL 色めき立つの oh oh oh」


せっかくこの前のPrime Dayのキャンペーンで、これから4ヶ月99円でAmazon music Unlimitedを聞く権利を手に入れたからどんなのがあるのかな、楽曲の海をぶらついてたら見つけたいいバンド、Awesome City Club

あー恋がしたい。恋なしじゃ人生を生きる意味はない。この曲はまず好きな女がいて、あるいは、できて、それでなんとかして運良く休みの日に彼女と待ち合わせができてやーデートだ!ってときの男の、緊張しながらも浮かれた感じ、素敵な高揚感を歌ったもの。二人はまだもちろん全然深い関係になってない*1、だからお互い手探りの状態ではあって羞恥心が薄らいでなくて相手の些細な身振りも気になってそわそわしちゃう感じの楽しい恋愛の最初期を小さな馬みたいなスピード感あふれる秀逸なメロディーに乗せて描く。

恋愛の最中ではどんな賢い人もまったくの馬鹿になってしまう…

*1:でもSEXしたかしてないかを「深い関係」なんて言う婉曲語法は考えてみると面白いね。さらに「男女の仲」「夫婦生活」「全裸くすぐりあい合戦」 要はダイレクトにFUCKそのものを名指すことを人間はためらう。なぜだ?