大阪西成の「民泊」ってこれAirbnbのリスティングのことかなあ。今のところ頭だけが発見されている女性、を殺害した可能性のある男のNYの実家らしいけど（動画25秒に家全景）三角屋根のまるで日本の田舎でいくらでも見つかるつまらない分譲住宅みたいだな。こんな家がNYの郊外にもあるとはね。
殺人について言うとさ、例えばSEXしたいってむき出しの性欲は男女ともにあるんだけど、人を殺したいって欲望のことが分かんないんだよね。なぜならおれは自分の快楽を満足させるために「この女殺したいな」なんて思ったことがないから想像がつかない。
ところが世界には人を殺してみたい人間が数は少なくてもいるということが明らかで、それが脳の器質的な疾患なのかそれともなんなのかということに分析的に、学術的に興味がある。
人間という種が始まって以来地上に殺人という罪業は存在してきたはずで、人を殺すというその行為はいわば罪の王と言える。これからも様々な動機によって決して殺人が地上からなくなることはないし、またそれについてまさに今ここでおれがしているように人々が身勝手に自分の思うところを述べ続けるだろう。
これでまだAirbnbの名前が出てないようだけど、もし仮に連中のリスティングのうちの一つで殺人事件そして遺体がバラバラに損壊された、という事実が固まれば英語圏でもAirbnbの名前は出てくるだろうし、会社は弁護士と相談の上でダメージコントロールを始める、ということになるだろうね。
ただこの件で民泊そのものを責めることは筋違いで、人を殺してしまう人間はどこにでも平等に存在するのが真実。
渦中のNYから来た男がアパホテルに泊まっていなかったのは偶然でしかないだろう。
Tinderで少し顔のいい白人の男と知り合っても、そいつにバラバラにされそうだな〜と思ったら会いに行かないほうがいいね。自衛手段はそれ以外ににないだろう…
この事件で村上龍の「イン・ザ・ミソスープ」を思い出した。
