A Note

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日本でも早くUberの白タクシステムを合法化して解禁してほしいね。それに前後してイギリス、フランス、ドイツ、世界各地のどの都市でもこれまで見られてきた、導入に反対するタクシー組合の生存をかけたデモが当然起こるはずだが、survival of the fittestってことで時代にfitしてないサービスは、躍動する現実の前に淘汰されていく。東京オリンピックに向けてUberみたいな白タク=ライドシェアもまずは特区から入れてくってすでに政府は言っているし、今国交省の役人がその導入に向けた具体的な計画は水面下で進めているはず。2020年には当然世界中から観光客が東京を目指してくるわけだけど、そのとき世界の他のどんな大都市でも使えるUberが東京では使えないのか、ということになればそれは決して名誉な事態ではなく大いなる落胆を招くだろう。日本を出ればもはや日常の足として定着したUber東京オリンピックに際して頑固に受け入れない、というリスクを日本政府が犯せるとは思えない。日本人の島国根性が結晶したようなドメスティックな規制やサービスが、国境を持たない現実の強大さへ抗えずに変化や衰退を余儀なくされるのは見ていて心地よい。そういえば僕は使ってないけどアメリカからだいぶ遅れてTinderも入ってきたよね。やっぱり絶対的にインターフェイスが優れているから一度広まり始めると伝播のスピードは速い。その点はUberも一緒だ。アプリを触る経験そのものが優れている。そこがだめだと使う気にならない。

Toyotaがこうして金を出すのは今やUberがモビリティの未来を左右する存在だからだ。ついこの間Appleが中国のライドシェアDiDiに1000億円出資したのは誰も予想してなかった。その少し前にはGMが、Uberより少し下がって追走するライドシェアLyftに金を出した。一家に一台、一人一台が車を所有するという既存のモデル自体がなくなりつつあるのだ。車は無人で、AIの運転によりいつも街を流しているものになる。乗りたい時に手元のアプリから呼び出せば5分以内に自分の元へ到着する。車へ行き先を伝えればそこへ連れて行ってくれる、自分は眠っていようと本を読んでいようと。これをUberはやろうとしている。Toyotaみたいな既存の自動車会社はその未来へ乗り遅れまいと今アメリカの西海岸で提携先を探している。