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Chairman Quits 7-Eleven Owner, a Hedge Fund Target
NYT読んでいたらmost popularの2位に7-elevenの内紛の話が来ていた。記事タイトルの「hedge fund target」という言及はアメリカのファンド、third pointに7-elevenが相当量の株を持たれているという事実を指している。そしてそのファンドの首領であるLoebが、公的に井阪社長を鈴木敏文の後継として推していたこと、そして社内に「王朝」が形成されるのに反対していたことも述べられている。
上に簡潔に書かれている限りでは、直近の騒ぎはつまり鈴木敏文が自分の息子を後継者に据えようとした動きが失敗したものだと、日本のメディアにはそういう話が出ていると間接的に引く形で伝えている。
具体的にはまず井阪社長を辞めさせて自分の子飼いの人間を当面その座に据える。やがてその人は、現在CIOである鈴木息子にそのポジションを明け渡すという流れ。
記事でも使われている語だがnepotism=縁故主義、に基づく経済的な合理性を欠いた人事が取締役会というフィルターによって未然に防がれたというのが結局、この件の概要なら、企業がとりあえずはよろしく統治されておるか、という事例だったかな。
