A Note

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楽しそー、なFloorだなー。ところでBen Klockはともかくそのあたりのtechnoつながりで言うと石野卓球ってゲイらしいね。これは友だちから聞いた話だから確証なんてないけど、でも個人の性的な嗜好なんてそもそもその本人でさえ確証なんてないものだしなんだっていいんだよ。昨日はゲイだったけど今日はゲイじゃない、なんてことも十分にあり得る。

一つ言えるのは、閉じることよりも開いていくことのうちに僕は価値を見出したい。つまりトム・フォードフーコーのように積極的にアナルという洞窟へ精子を受け入れる文化のほうが健全だと思うよ。これは必ずしも僕自信がgayだとかbi-sexualだとかいう宣言ではないから、その手のサウナや暗がりで後ろの穴を狙われるか、あるいは「しゃぶらせてくれませんか」なんて言われても困惑してとりあえずお断りするとは思いますけれども。

ミラン・クンデラが「存在の耐えられない軽さ」の冒頭でニーチェを引きながら「重さと軽さ」に関する抽象的で魅惑的な議論を展開していたことを思い出すけど、あのようなやり方で僕も今ここで「(肛門の)閉鎖と開放」について心惑わすような哲学的な物言いができたらいいんだけどな。素敵な軽みをもってしかしauthenticな仕方で最低に下劣な下ネタを語るという知性に裏付けられた高級な宴会芸を準備しておけば、いつかいい感じのBarで使えるかもしれない。そんな奉仕の精神、社会貢献の心持ちで普段からきちんと準備しておかなければいけないのかもしれないんだ。

それはともかくDJ Mixを収録した数あるVideoの中から特に僕がこれについて語りたくなった理由は見てください。Floorを掌握したDJ Ben Klockの向かってすぐ左隣に、下はレザーのタイトスカート、上はエレガントな薄いブラウスの向こうに白いブラジャーを透かしたわりと背の高い美人がいるんだけど、この子に魅了されてしまった。まず顔が可愛いよね。あと振る舞いを見ていて分かるけどきっとopen mindedな性格と、本当に楽しんでいるという作為も嘘もない笑顔がいい。

彼女Ben Klockの恋人なのかな? というのは有名なDJだと、まず例外なく10点中9点以上のいい女を彼女にしてる印象があるからそう思ったんだけどね。自らの才能と知名度によって相手を選べる立場であるなら、スタイルのいい美人を選ぶことに何も不思議はない。あとBoothの中にいるという演者への近接性、そして彼女の目の前におそらく音源を入れてあると思しき、盤面が白地な手焼きのCDRを束ねたケースも見て取れる。

彼女はきっとレイシストでもなくて、最寄りのパン屋への道を聞いても丁寧に教えてくれるんだろうな、いい子なんだろうな。こんなふうにYoutubeに上げられた動画を通じて恋のときめきを覚える現代人であることだ。

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