A Note

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黒人のgrooveというかrhythmというかflowというかbeat、なんとでも呼べるが他の人種と明らかに違ったレベルにあるように感じる。この言い方はそれがネガティブなものでない、むしろ賞賛であるにせよ特定の人種に例外的な価値を認めるという点において確かにracismであるのだが、しかし黒人の歌唱力ははっきり違うと誰も思わないだろうか。これいい曲だな。まず歌がうますぎる。普段RnBを特別に聞かないんだけど何度でも聞ける。Miguelの顔がどこに出しても恥ずかしくない黒人なのにどこか平たい小魚を投網で捕まえて暮らしているベトナムの貧しい漁師を思わせるアジア風なところがあるのもいい。

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Peter van AgtmaelはMagnumに所属する写真家で、大学はYaleを出てる。一方僕は中退(=中学退学)だから学歴的には負けてる。まあ中学退学というのは当然下らない嘘だが、自分にもこんな写真は撮れそうだと思う。実際米軍にembedしてくっついていけば撮れるんじゃないか? 別に強がりや虚勢でなく、誰かの写真を見て、この人には能力的に及ばないなと思うことがない。写真はシャッターを切れば誰にでも撮れるからその敷居の低さゆえのそれは錯覚なのかな。

自分に勇気が足りないとか頭が足りないとか思わない。何が重要なんだろうか? その分野に対する強い情熱とか魂みたいなものか? でもいざやってみたら撮れないのかもしれないよな。世の中の多くのことがやってみるまでわからない。photographerってレストラン経営者より絶対儲からないだろうし、仕事がdemandingで旅が多いなら結婚しても家庭に時間を避けずに妻や子供との不和に悩んで家族という幸福は諦めることになるのかもしれない。ただ売れっ子で有名な雑誌から仕事が貰えて日々新しい世界や人に向けて開かれるexcitingな環境ならそのことによって素晴らしい職業であるかもしれない

人間はずっと戦争をし続けてそれを撮る人もいつもいるということはこの先近い将来変わらないだろう。それはきっといいことでも悪いことでもないのだ、と無表情で悟った仙人のように言ってしまいたいような今のボーっとした感じ、価値判断や善悪の判定からは離れて。

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去年12月14日に受けたTOEICの点数をさっきWebで確認したら、予期せず990点の満点だった。というのは必ず一箇所間違えていると確信した設問があったからだ。適当にマークして捨てたつもりでいたその問題も偶然に正解だったんだろうな。まー世の中にTOEICのスコアほどどうでもいいものもないから、これは全然重要なことじゃないんだけど、ただ口に出すときに「980点です」より「満点です」のほうが収まりがいいという、その一点において価値はある笑

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どれも今から2年半くらい前に東京で撮った写真だ。これ全部Nikon D80で撮ったものなんだ。何せ6,7年前 10年近く前に発売されたモデルだから、世代的に古いセンサーによる制約で、高感度はせいぜいISO800までしか使えなかった。どれだけ頑張ってもISO1600が限界で、それ以上の拡張感度では画の色調が完全に変わってしまう。最近のフルサイズ機ではISO12800さえ実用になる*1ことを考えると隔世の感がある。ただこうして並べてみて思うのは、十分見られるということだ。例えば夜の道端で青い車が行くのを後ろにぼかした3つ目の写真と、最後4つ目のこれは確か渋谷のMiu Miuの前じゃなかったかな、この2枚はNikon DX 35mmのf1.8、ISO1600で撮ったものだけど、写真の出来という意味でなくセンサーの性能を見たとき、全然悪くない。でかくて高いNikon D800があっても悪くはないし、仕事に使うならそれくらいのSpecは必要なんだけど、それより何年も前にゼロ一つ落としたD80でこのくらいは撮れていたということだ。

*1:[PY] フォトヨドバシ Nikon D750 実写レビュー | photo.yodobashi.com |(ページ一番上、水族館の写真がISO12800)