A Note

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nipponianippon2014-11-27


これKate Uptonだって。濃い金色の豊かな髪や、こちらを挑むように下から見上げる目線が、美しいメスのライオンという印象を与える。気が向けば狩りもするのかもしれないが…。

最初この写真を見たとき、このセッティングは意図されたものなのだと思った。つまり貧弱なライティングのもとで、見たところ航空機のキャビンの中というパブリックスペースで撮られたとても画質の悪いこの一枚は、あくまでも素人がスマートフォンで撮るselfieを演出した、プロのphotoshootなのだと。

でもよく考えてみればそんなことはないと思った。なぜなら見ての通り、仕事で撮られた写真にしてはあまりにクオリティが低すぎる。高すぎる被写体のクオリティに見合わない、とてもポテトな一枚と言える。

だからきっと、彼女がモデルとして有名になる前に友達として知り合いだったか、あるいはもう少し親密な関係にあったか、どちらにせよ幸運な誰かがプライベートな場面で、手持ちのスマホでこれを撮って、それが後に何らかの経路をたどってweb上に出口を見つけたのかもしれない、それか派手にドレスアップしているところを見ると、名前が売れてから呼ばれて出席した何らかのパーティーからの帰路なのかも、と結局は結論した。

何にせよ、扇情的でエロい写真だ、という心のときめきは揺るがない。

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NYTimes: The Meaning of the Ferguson Riots


丸腰の黒人少年を撃ち殺した白人警官に対する直近の「起訴なし」の決定、及びそれに引き続くファーガソンでの暴動を受け、書かれたこの記事の著者名は「The editorial board」となっており、つまりそれは、NYTという言論機関が社論としてこのopinionを公開しているということを意味する。

最後まで読んだけど、法手続き上、明らかな怠慢か、悪くすれば意図的に白人警官を罪の追求から救おうとするような動きが見られたことを冒頭で述べた上で、ファーガソンにおいてこれまで白人警官たちが意図して貧しい黒人住民を標的にほとんどハラスメントとしての取り締まりを行ってきたことの明らかな不正義を、強い調子で厳しく非難するものとなっている。そして警察をはじめとする法執行機関に対する国民からの不信がこれほどまでに高まった現在の状況を、市民社会に対する深刻な危機であるとして憂う一文で結ぶ。

これを読んで、NYTをアメリカの良心と呼べるのかもしれないと思った。実際のところ読み終えて少し感動さえした。なぜ感動したのか今上手く言えないが、世界を代表する一流の新聞として、正しい立場を取っていると感じた。言論に携わる人間には誰にも覚悟が必要だが、それが正しい方向に決まっている気がした。

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Steve Miller Band by Abracadabra on Fabriclive 09: Jaqueus Lu Cont


hmmm... good...