A Note

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nipponianippon2014-11-24

たとえば「ブスは論外だ」という意見と「顔の良し悪しなんて何ほどのことでもない」という意見は一人の人間の中で完全に両立するんだよね。なぜならblogやtweetみたいな切れ切れの断章なんてせいぜい瞬間の真実にすぎないのであって、そのときどきの主張の整合性なんてどうでもいいわけ。

そういうこと気にしてるとつまらないことしか言えなくなるんだよね。もし重箱の隅をほじくるのが好きな人がいるとしたら、それは他人の発言の細部にまで目が行き届くくらい自分の人生が空疎だからなんだよne。


(・ิω・ิ)


(こいついいまゆげしてるな…)

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Joris Voorn - Incident (Original Mix):


この曲をフロアで聞いてクソアガるぜーって思ってたのがもう10年前なんだってリリース日を見ると分かって光陰矢の如しだなと実感したですよ。やっぱりこれはフロアで聞きたいなあいわゆる現場主義というやつ。10年前ってもう懐メロじゃん驚いたね。このトラックはクラシックになるだろうし素晴らしいBOMBですね。

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Ferguson burning after grand jury announcement


アメリカの社会を二分するような超でかい決定がなされた。というのはあのファーガソンの一件。日本には存在しない人種間の大規模な対立だ。丸腰の黒人少年を撃ち殺した白人警官が起訴されず罪を問われないことが決まったため、主に黒人からなるデモ隊がおそらく現在進行形でブチ切れ中。

もし自分が黒人だったら切れてるだろうな、でも実際は日本人だから遠くから分析的に眺めるだけだね。

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人間の心を本当に動かすものって、本当に魂の底から生まれてきた表現だけだね。下らない気取りや衒いが残っていたらすべて気づかれるし見ているほうはそれでもう冷める。今パッと思い出すのは菊地凛子がイニャリトゥの「BABEL」で完全に脱いでたことなんだけどさ。

あれを見たらその辺の調子こいた顔だけの日本人女優とは気合の入り方が違うということが一発で分かるわけね。実際彼女はあの後もハリウッドできちんと仕事ができてるじゃん。

あとすごいのがあいつら日本人役に平気で中国人をキャストしたりするからね。白人の傲慢さ、繊細さの欠如には限りがないなってことがわかる事例の一つなんだけど。いや黄色人種の男からしたら、白人の傲慢さって皮肉でなくすごいと思うよ。感心するくらい征服的だし自分のことしか考えてないよね。

黄色人種なんかきっと蛮族としか思ってないよ笑 いやマジでね。

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The Discreet Charm of Kate Upton by Sebastian Faena | V


いいなーKate Upton。かわいいしエロい。


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これ上のサイトに貼ってあるこの女性、本当に左右で同じ人なんだろうか? ちょっと簡単には信じがたいほど恐ろしく違うよね。「いえもちろん別人です」って言ったら怒るよ笑 それじゃ記事の趣旨に合致してない。だからこの二つの写真は同一人物である必要がある。

これ見せられたら整形するよな。僕は男で幸いそれほど不細工でもないからそういうことは考えないけど、もし女だったら整形したいだろうな。見た目でこれだけ違うと人生が大きく変わってくることはかなり明らかだ。

ただ人工的な手段で大幅に顔を変えてしまうと現実的な問題が起こってくるよな。たとえば手に入れた美貌を活かして男を捕まえるとしても、いざ結婚あるいは出産となると生まれてくる子供の顔は以前の自分のままなんだ。

人生というのはどうやら困難の連続らしいな。めんどくせーし大変なことが多いみたいだ。マジで束の間コカインくらい吸わないとやってられないレベルでね。シガーや酒みたいなものでさ、あんなの単に紳士淑女の週末の嗜みなんだよね、レクリエーショナルドラッグとしての解禁を提唱していく必要はあるよ。

青少年健全育成的な文科省の役人や保守派はevidenceを無視する感情論のバカだから、そういう人たちは無視の方向で。あーでもコカイン合法化のためにはその種の人たちの戦略的な説得が必要なら無視は間違いなのかな。


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(「人生終わったわ。46歳の人間としての後悔と、アドバイス」)

Hi, I my name's John. I've been lurking for a while, but I've finally made an account to post this. I need to get my life off my chest. About me. I'm a 46 year old banker and I have been living my whole life the opposite of how I wanted. All my dreams, my passion, gone. In a steady 9-7 job. 6 days a week. For 26 years. I repeatedly chose the safe path for everything, which eventually changed who I was.

(「こんちは、あー、名前はジョンっつーんだけど、まあしばらくこのフォーラムはROMってたんだけど、今日これを投稿するためについにアカ取ったわ。打ち明けたいことがあってさ。まず自己紹介。おれは46歳の銀行員なんだけど、ずっと本来自分の生きたかった生き方とは違う生き方をしてきたということがようやくわかったね。若いころの夢とか、情熱とか、全部消えたね。それは朝9時から夜7時まで、週6で、26年間、仕事してくる中でね。おれはいつも分かれ道で常に安全な道を選んできたんだけど、結果的にそのやり方で自分という人間は内面的に死んでしまった。」)


人生の深刻な危機に直面した人が2chに立てて告白を行う例のスレっぽい口語で、最初の一段落を訳したぜ。このPostが投稿されてるのは「TIFU」というカテゴリーで、TIFU stands for「Today I Fucked Up」ね。Fuck up=「やらかし」ね。「I fucked up」で「ヤベーやらかしたわ」という意味になる。

つまりこのカテゴリーは、例えば「タクシーの車中でほとんど別の宇宙を開始しかねないほど爆発的な屁をこいた」こととかそういう失敗談=やらかしを、自己自身を笑う軽やかなユーモアとともに打ち明ける紳士淑女の集う場所なわけ。

上のこれはそういう笑わしにかかったのじゃない真顔のやつだよね。「ケツの穴を掃除機で吸引したらヤバイことになったぜ」とかいう素敵な投稿もあるんだけど、46歳の銀行員であるジョンのこれはそういうのではない。上に引いた最初のパラグラフのあと彼はこう続ける。「今日おれは過去10年自分の妻がずっと浮気してきたことを知った。そして息子はおれのことをなんとも思ってない」

人生を仕事に捧げて、身近な、本当に大切な人間関係を尊重せず、蔑ろにするとき、後でそのツケを必ず支払わされるんだと思うよ。人としてのリソースを全て仕事に注ぎ込んで、どれだけ社会的に成功しようと金を稼ごうと、そのとき自分の家庭が完全に壊れていたら、その成功というのはいったい何なのか分からない。生きることの優先順位を間違ったらだめなんだ。

まーまだ色々とジョンは長く書いてくれているし、自分の人生におけるプライオリティを定める上で彼の真摯な告白はとても有益なFuck upだと思うから読んでみてよ。全部訳すのはちょっとめんどくさいということで。

結局さ、女関係でも仕事でもなんでもそうだろうけど、個々の事例において、そのときどきの局面においてたくさんFuck upしなきゃだめなんじゃないかな。そしてその貪欲さと勇気と冒険心だけが人生そのものを根源的なFuck upから救う唯一の方法なんだよ。


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“女子アナ登竜門”ミス慶応2014グランプリ決定


ミス慶応の美しさにKO」という最低に安直なやつをつい思いついちゃったな。どうもすみませんでした。こういう子って、彼氏も東大医学部の色男だったりするのかな? まあ別にそんなことないだろうね。

本人の美しさとその人の保持している自信のレベルって必ずしも合致するものではないんだよね。つまり容姿と自己評価との整合性が取れてない人がいるじゃん。

「自信満々のブス」がいるかと思えば「自信のない美人」というのもいるわけで、その辺はきっと本人の生育歴とも関わってくるんだよね。

で自信満々のブスで全然いいんだよ。顔の良し悪しなんて何ほどのことでもないよ。所作の美しさや気立てのよさ、心の優しさがつまりは人の美しさというものだと思うからね。

容姿や社会的な栄光をめぐるなんつーかpoliticsって女に特有の辛さがあると思うから同情しちゃうなー。女の世界はとにかくめんどくさそうなんだよ。その点、男はただのバカだから簡単。

ミス慶応2014である彼女の前途に幸多かれと願い、結びとさせていただきます。

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CH-47


そういえば今朝11時前にそのへんをテクテクポコポコ散歩していたら、市ヶ谷の防衛省の敷地内へCH-47=Chinookを着陸させている場面にちょうど遭遇した。

防衛省にあのヘリを降ろすときっていったいどんな用事があるんだろうか、などと考えながら、緩やかな速度で下降し、着陸地点にアプローチしつつある機体の下を通り過ぎた。

いつだったか北朝鮮のバカがミサイルを振りかざして脅かしてきたときに、パトリオットを一応は市ヶ谷に配備したことがあったじゃん。パトリオットってChinookに積めるのかな?


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XBA-40


いまイヤフォン、SONYのこれ使ってるんだ。ドライバーの構成がBA4発というすごいやつなんだけど、その仕様から考えると破格に安いんだよね。今見るとおおかた在庫が捌けたらしく価格的な旨みは薄れてるんだけど、2ヶ月前に僕が手に入れた時は15000円にポイント10パーセントがついて実質14000円を切っていた。店頭で試聴した後で、その価格ではまず買いだと考えた。

下から上までバランスよく出ていて、明瞭な音の分離、低域の量感、高域の伸び、窮屈にならない音場の広さ、いろんな点で水準は高い。僕はdance musicが好きだけど、その種のfloorを志向したビートの厚い音楽も豊かにしてタイトな低域のおかげで楽しく聞ける。


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芸能界でいわゆる「枕」があるかないかというと、それは都市伝説などではなくて確実にあるだろうね。改めて言うまでもないことだけど。人間に想像可能なことはとりあえず、すべて存在すると考えていい。結局、男には性欲があるんだよな。そして業界においてキャスティングの権限を握っているほぼすべての人間がおそらく男である以上、SEXと仕事との交換取引というのは、普通に考えてなくなりようがない。欲望のあるところには、それを満たすための手段は不可避的に発生する。倫理的な善悪は別にして、人間の本性がどうしようもなくそういう構造を生み出す。それでいいのかどうか僕には分からないが、場合によっては吐き気のするほど汚い世界だろうね。ある場所が享受する光量の大きさに比例して、影の黒さもまた濃い。