A Note

^_^

このままそのへんの、ひと山いくらの男のままで、何者でもないままで死ぬのはやだなー。地位や名声が欲しいぜ(だからってあんまり野心むき出しは下品だと思うから出来る限りスカして、貴族的に振舞えたらいいと思うけどね)

自分に何かはあると思ってる。あとはそれを証明する必要があるだけだ。どんな分野でもいい実績を残せば金が入ってくるし顔が売れる。顔が売れたら女が寄ってくる(人間なんて浅はかなもんだ、だってそいつ自身は売れる前と後、何一つ変わってないんだから)

でもその種の人間の愚かさをここであげつらう意図はないよ。なぜなら自分もそんな愚かな人間の一人だということを完全に認めるし、そしてそうであるならまずいちばん最初の人間=myselfを棚に上げて誰かを批判する権利なんて僕にあるはずはない。

あと、あとじゃないかコンテキストにふさわしい接続詞はところでか、ところで最近あまりSEXしたいとか思わなくなってきたな。つまり街を歩いていて綺麗な女性を見かけても、彼女と寝てみたいなーとか思わなくなってきた。これは少なくとも動物としては間違ってる。

一番原始的な欲望と大いなる人間の理性を対比させてみよう。後者が勝ちすぎるのには問題があると思う。

少し話を飛ばすと…、イギリス出身のCMディレクターであるマイク・ニコルズ(だったかな?)という人がやがて映画を撮るようになった。彼は「Gattaca」という映画を撮った。僕はこの映画好きなんだ。理由は、色彩設計が綺麗なこと。金色と青色を基調として映画の全編が構築されている。あとは話にクオリティがあること。

タイトルの耳慣れない言葉は遺伝子の4つの塩基の名前を組み合わせたものだと思うよ(ぽい) この映画は遺伝子的決定論がその背骨になってる。

塩基は、DNAではアデニン (A) 、グアニン (G) 、チミン (T) 、シトシン (C) の4種類があり


A,G,T,C。見た人は分かる通りこの映画自体は先天的な決定論に抗う人間の意志の尊さまた偉大さを描いたそれであって、僕はその楽天主義を愛してる。まーそれはそれとして、

マイク・ニコルズはその後で「Lord of war」というニコラス・ケイジに武器商人を演じさせた映画を撮ってる。セクシーハゲ演じる主人公には弟がいるんだけど、かれらはたしか東欧ウクライナからNYに移民し、冴えない人生を今後送っていく見通しに倦み鬱屈している。あるとき仕事を終えた手持ち無沙汰の空き時間、Nickが弟に言う「This is shit, this is shit.」

現代を生きるほとんどの人ならたまに誰にでもなく呟かざるをえないお決まりの独白だ。

そんなある日一丁のUziイスラエル製のサブマシンガン)の売買から彼らの人生が変わり始める、という映画だ。話を元に戻そう、その映画でNickと弟が交わすダイアログで、犬…

なんだっけ忘れちゃったな。

なんだったかな要するに人間の中の最も基礎的な欲望つまり食欲性欲、広義の獣の部分、それが本当は人間の最良の部分なんだ、みたいなことをNickの弟が言うセリフがあったんだよね。

それは一般的に思われているのとは逆のことだ。つまり人を人たらしめるものは僕たちの知性であり理性であると見られてる。でもそんなことはなくて本当は…ってことさ。

なんだか結局うまく書けなかったけど 僕の腎臓が元気に働いてるおかげで発生したliquidを捨てたい欲望が発生した、ところで このへんでとりあえず終了! お後がよろしいようで…