A Note

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酒飲んだら感傷的になって普段は馬鹿にしてるポップソングとか聞いて泣いてしまう。


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日本のCMって知性やユーモア、ウィットの欠けたクソつまらないものが多いけど、これは少なくとも挑戦してるし面白いと思った。ただなんかTOYOTAっぽくてダサいのが安心する。

あとこんなふうなsexualなテーマもほとんど見ないね。「日本人の幼児性」という言葉が思いつくが…

きっと日本人ってあまり挑発されることが好きじゃないんだろう。だから刺激的なCMを作っても肝心の商品の売上に結びつかないのかもしれない。

良くも悪くも和やコンセンサスを重んじる民族なのさ。日本人がまったく意味のない会議を何回も繰り返すのもすべては和のため全体の合意のためさ! ただそれを重んじるあまり突出した異才に活躍する場所を与えられないのは国家的な損失だ!(FUTK!)

車のことでいうとオーリスってGolf GTIが仮想敵なのかなと思う、でも僕だったらGolf GTIを買うと思う。CMはいいと思う。

追記: Golf GTIが仮想敵なのはブレイドの方でしたね間違えてしまいました。

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人間のルックスをめぐる言説はいつだって人の目を惹きつける。それは美女だろうと美男だろうと、またはその反対の人だろうと、誰もが自らの外見を気にせずにはいられないからだ。

この種の言い方つまり「外見は大事だ」と改めて言わなければならないのはなぜか。それは「人間本当に大事なのは中身だ、心だ、魂だ」というポピュラーな紋切り型と、社会の実情とが実際には大きく乖離していること、その事実への怒りや不信感が言語に結晶したものだと考えられる。

「整形して男が寄ってくるようになった、結局人間って見た目なんじゃん? 内面なんて誰も見てないじゃん?」みたいなのもWeb上でよく見かける嘆きだ。

外見と内面どちらが大事なのか? 僕は「どちらも大事」という一番面白くない答えが正解だと思う。外見が大事でないということはあり得ないさ。見た目の良さは明らかにその人の能力の一つだ。それでしかもその人が知的に充実した、心の優しい人間ならそれ以上に望むことはない。

美的に優れた人を言う慣用を思いつく。「色男、金と力は無かりけり」とかある種のブロンドジョークとか、同じロジックに基づいている。

最初のは、顔やスタイルのいい男に限って社会的なパワーを持たないという意味だし、ブロンドジョークというのは美人は頭が空っぽであるという予断に基づく意地の悪い冗談だ。どちらも見た目のいい人間は内面が空疎であり知的・実務的な才能に欠けるとみなした言葉だが、これは当然ながら正しい場合もあれば正しくない場合もある。

それらの文句を裏付ける可能性のあるロジックを想像してみるとすれば、外見のいい人間はそれに依存して生き抜くことが可能になるために内面的な成長を得る契機を逃すという考え方を思いつく。そういうことはあるだろうがそうでないこともある。

あるいはそれらは単に社会の大衆の集合的な嫉妬から生まれたものだとも考えられる。つまり美女や美男はそうでない人と比べて目立ち、それが羨望の域にとどまればいいがもっと邪悪な感情つまり嫉妬の対象にもなりやすい。

僕は男で男の社会しか知らないが、男たちは見た目のいい男をそれほど嫉妬しない。暗黙のドレスコードや容姿の基準がハイレベルな男性モデルの業界とかは分からないよ。僕はそのたぐいの華やかな産業についてほとんど知らないし、もしかすると内部的には恐るべき暗闘が繰り広げられているのかもしれない。しかし少なくとも一般的に言って男たちの間で嫉妬という感情が問題になるのは女性をめぐって争うときくらいではないのか。

嫉妬は女性に特有の醜さだとか言うつもりは全然ないが単に男の世界では僕はその種の感情が問題になる場面をそれほど、まあほとんど経験して来なかった。女の世界は醜いと語る女性の話をたまに聞くが、そういうとき、僕は好奇心の強い人間なので、なんとかして女の世界とやらを覗いてみたいものだと思って、想像する。

またきちんとした構造に欠けた文章になってしもた。メスのように鋭利な論理でもって書きたいのにと思いつつ僕の無能力や怠惰さによっていつもそうならない。

しかしnow or neverだ...(`;ω;´)

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エジプトで気球が落ちたけど、エジプトと言ったら街中で女性に対する性的な嫌がらせが多発する国として悪名高く、西欧の著名なニュースメディアでそれについて報道されるのを見かけたこともあった。

アラブ圏における女性の地位の低さは日本におけるそれと同じくらい大きな問題だろう。日本はテクノロジー的には世界の未来であってきた国だが、もちろんサムスンやファーウェイその他台湾勢の脅威によってそれももう終わりだが、自白に頼る警察の捜査手法、女性の地位の低さ、恐るべき労働時間の長さ、自殺率の高さ、幸福でない人間の多さ、その種の気の滅入るトピックを想起してみるときハイテク土人の国と呼びたい気にさせられる。

仕事する以外の生き方を知らないなんて人間といえるか。