A Note

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ペニスの小ささで悩んでる男はこのビデオを見た方がいい。「小さなチンポコンテスト」だ。みんな本当に素晴らしく小さいものを持ってる。それほど自慢すべきものでもない自分のそれが巨根に思えてきた。

しかし驚くのは彼らの勇気だ。丸腰で虎の檻に入るのとほとんどないチンコを見せるのとどちらが難しいか

この人達はどうやってセックスするんだね。勃起して5cmあれば女性を妊娠させるためには充分だという医学的に正確な慰めもこの人達には無効だ。なぜなら彼らのそれは見たところペニスというよりむしろクリトリスに近い。彼らのペニスはまるでペニスになろうとする意思を失ったかのように、発生学的に過去の段階で留まっているのか。だとしたらなんというおかしなノスタルジアなのだ。

もし彼ら短小英雄たちに恋人がいたとして彼女に挿入するだけ十分な容積を持つチンコがなかったら指やディルドーを挿入するかもしれない。しかしそれも元気のなくなる話だ。だいたいディルドーを挿入したところで自分は何一つ気持ちよくないんだからどうだろう。僕は男の出来損ないなんだという劣等感に苛まれたりしないか。

もちろん人間のセックスは性器の挿入だけによって始まり完結するものじゃない。ウサギや猫とは違うさ。人間の性行動の多岐に渡ることといえばそれは驚くほどだ。

舐めたりしゃぶったり、撫でたり叩いたりすることもある。しかし一般的に言って結局のところは性器と性器の結合が重んじられている様子だ。

僕も自分のものがどれくらいのものだろうかと思って、最大限に勃起させて写真に撮ったりすることがあるけど、別に自慢するほどでもないが卑下するほどでもないものだということがわかった。写真に撮って眺めるとある程度客観的な考察が可能なんだよ。

自己自身に対する全面的な問い直しの時期を迎えていたわけさ…。動物としてはまず自らの性器を仔細に眺める必要があると考えた。

形は悪くないと思う。お前のは美的に美しいチンコなのかと聞かれると難しいね。さすがにその写真をここに貼る勇気はないしな。とりあえず不恰好ではないということは言える。

太さは足りてるけど長さがもう少しあればいいのにと思うくらいだ。あと4cmくらい長ければ充分だったのに。そのささやかな延長によって地上のすべての歴史が変わっていただろうと言うほどのものではないが…

しかしそんな反実仮想も上に提示したビデオの彼らを考えてみれば贅沢すぎる願いだ。そして以上の記述からこの短小戦士たちを小馬鹿にするような意図を読み取られるとすればそれは僕の真意じゃない。それどころか彼らの勇気に感嘆を覚えているというのが正直なところだ。

チンコのでかいやつがそれを自慢しに出てくるのは簡単なことだが、チンコのほとんどないやつがそれを披露するのは簡単なことじゃない。それだけにそれぞれの行為の尊さを比較したとき、とても大きな違いがある。

この人たちの勇気は最大限に賞賛されてしかるべきだし、僕も心からの喝采を惜しまない。彼らはチンコは弱いが、その欠落を補って余りある強いハートを持ってる。そして女性はこういう男をこそ夫に望むべきだ、とまったく無責任に提案したい。

それに常日頃から愛情を持って接すればいつの日か美しい立派な巨根が生えてくるかもしれないんだ。彼らは見かけはそれほど美しくないが、みんな本当は素晴らしい王子様なのさ。愛の力は何ものにも勝る。