A Note

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吉行淳之介は、太平洋戦争が始まったとき、興奮する学生仲間の中にあって一人暗澹たる絶望に襲われたという。戦後には、マルクス主義運動に反発し、戦争中と同じように時代に背を向ける姿勢をとり続けた。彼は永井荷風同様、自分を取り囲む大状況と和解できず、女遊びに精を出すことになったのである。

永井荷風には森鴎外という師があり、戦うべき敵があり、文明批評のための哲学があった。吉行淳之介には何もなかった。核となるものを何も持たずに、実社会と人間に見切りをつけ、娼婦を漁るために「原色の街」に入り浸った。時代に愛想を尽かした彼にとって、たったひとつ残された興味の対象は、セックスを媒介にして女とまじわることだけだった。

これは感じとしては分かる気がする。つまり実社会の醜さに、人間の愚劣さに、自分自身の無能に落胆しきったとき最後に残ったのは女遊びだけだったという絶望が二人にあったのだとしたら、まあそうだろうなと思えるということ。この世の全てへ完璧な幻滅を覚えてもセックスだけは残るし必要だというふうな暗い覚悟で女を漁ってたんじゃないか。遊び人の孤独と憂い、とでも言おうか! 坂口安吾とかも似てたのかな? 読んでないから分かんないな。

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181.2011年02月21日 21:01
ここのコメント欄見てると日本終わったって思えてくる。


184.気になる名無しさん2011年02月21日 21:06
何が一番胸糞悪いって、ここで偉そうに誰がクズとかコメントしてる奴ら

この世界は地獄だ。

例によってコメント欄が醜悪だ。読んでいて吐き気がする。いくらお人好しであろうと、クズみたいな人間に騙されて最終的に自殺に追い込まれた人間を寄ってたかって罵倒することに意味はあるのか? どこの誰がそんな権利を持つのか? こいつらには他人を信じたことがないのか? 途方に暮れる。

死にたいなんて思わない。しかしこの世界に本当に魅力を感じない。怒れば怒るほど孤独になっていく。このどうしようもない単独性。先が思いやられる…

このスレッドを立てた人には生きて欲しい。

朝から胸糞悪いもの見せられたわ。ふざけんなよクソが。みんな死んでしまったほうがいいんじゃないか? 

何ができちゃっただよ舐めんな。こんな地獄に生まれさせられるガキの身になってみろや? 何もかも終わってるわ。嫌になるな。二人して貪った快楽へ与えられる罰として新たな生命の誕生というシリアスな事実が到来する。それを告げられたとき、バカな男の顔は赤くなったり青くなったりするよな。これで人生に追いつかれた、と思う。よし、責任を取るというやつもいるだろうし、もしその男が度胸のないクズだったら逃げるかもしれない。

ところで携帯の充電器ってどこに売ってるんだろ? 秋葉原に行けばあるかな酒飲んで行くかな