A Note

^_^


こういうの読んでるとつくづく思うけど、これだけ人間で溢れた国なのに、それぞれが恐ろしく深い、黒々とした孤独を抱えてるよな。普通に考えておかしいでしょ。街歩いてたら人だらけじゃん。でもそれぞれは死ぬほど寂しいっていうことだよね。もうちょっと賢くやろうぜっていうか、人間傷つけあうだけが能じゃねえだろって気になるもん。

ちょっとちょっと、おれで良かったら話を聞かせてくれないかって言いたくなるよね。もちろん絶対に説教なんかしないし、どうすべきかなんて言わないしただ聞くだけだよ。たぶん本当に傷ついてる人の話を聞こうとするときに一番誠実な態度は無言でただ聞くことなんじゃないかな。

そういうときに下らないどこかで借りてきたような言葉を吐くやつは絶対に信用できないよね。まして説教なんか始められたらマジで死にたくなるよな。これは自信を持って断言するけど、他人に説教できる人間にろくな奴はいないよ。自分は果たして他人に説教する権利を持つだけ偉いのかと自分自身に問うだけの自己懐疑もないわけじゃん? どう考えたってそんなやつ最低のクズに決まってるでしょ。

逆に言えば普段どれだけふざけててもそういうときにまともな態度が取れるやつなら人間として信用できる。無言で話を聞いて、一緒に泣いてくれるとかね。最も厳粛な瞬間に人間としての真価が露呈する。底の浅いやつはそういうときにバレる。

まとめっていうのはないんだけど、だって思ったことを書いただけだからさ。強く生きるしかない。何を書いても結局結論は「強く生きるしかない」になってしまう気がするけど本当に最後はそれしかないんだよな、面白くはないけどね。

これからもこの醜悪な世界で暮らしていくわけだけど、もし「自分は強くはないしもう生きられない」と言う人が近くにいたら、そのとき黙って話を聞いてあげられる程度の人間らしさだけは絶対に失いたくない。