A Note

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同署によると、パトロール中の署員が全裸で洗濯物を物色中の吉津容疑者を発見し、取り押さえた。「女性の下着を盗むために入った。暑かったので家で服を脱いできた」と容疑を認めているという。


K 「55歳にもなってしかもあなたJALパイロットでもあるんでしょう、何をしてるんだ」
P 「……はい、なぜなんでしょうか、自分でも……魔が差したとしか言いようがありません、こんなことになって、もう死んでしまいたいです」
K 「まあまあ、死ぬ必要はないよ、全裸で女性のパンツを盗みに入るような人間にも生きる権利はあるからね」
P 「……」
K 「しかしなぜよりにもよって、素っ裸で行こうと思ったの」
P 「はい、やはりここはレーダーに補足されにくいようステルス性を重視すべきと考えました、あとすごく暑かったのです」
K 「なるほど、さすがに現役のパイロットだね、レーダー網への配慮と、冷却か…」
P 「お褒めいただき恐縮です、自分の部屋で服を脱ぎ捨てて潜入のための準備を終えた時、なんでしょうか不思議と、私のこれまでの人生はこの瞬間を目指して進んできたんだという、とても厳粛な気持ちになりました」
K 「いわば人生の勝負時が来た、というような…?」
P 「おっしゃるとおりです。そして今にして思えば、ですが、この作戦に失敗すればこれまで築いてきたキャリアとか社会的信用とかクソもミソもまるごと全てが水泡に帰するのではないかという、とても嫌な予感もしていました」
K 「なるほどね、いわゆるシックス・センスだな、合理的には説明のつかない直感を信じたほうがいい場合もあるんだね 笑」
P 「しかしなぜ私がこんな目に合わなければならないのでしょうか、なぜあのとき……あんなに……パンツが欲しかったのかわかりません」
K 「人生は苦渋に満ちており、期待を裏切る…」
P 「下らない安全装置を全部切ってオートパイロットも全部切ってただパンツのみを目指して必死に暗闇を飛んだ結果、最高に素敵なラストフライトとなりました、もうこの世にやり残したことはありません、ありがとうございました」
K 「なにも早まることはないさ……パンツのせいで道を誤ったあなたなら、その痛みを乗り越えて誰かのために生きることができるだろう、人は間違うものだよ……またやり直せばいいのさ…」
P 「……刑事さん……」
K 「まあ泣くなよ…」
P 「私罪を償ったら……」
K 「なんだい?」
P 「この世からパンツを廃絶する運動を起こします、それに命を賭けます」
K 「なんだって?」



まあ上ではネタにさせてもらったけど、実際は別に冗談でなく強く生きて欲しい。馬鹿なことをしてしまう人たちに親近感を感じる。新聞に投書とかして借り物の正義をひけらかす最低の連中よりはるかに人間として上だ。しかし秋が来たかと思えばまた暑くなってきたな。どれちょっと全裸で夕涼みと洒落込むか。

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  1. あまりにもイケメン過ぎるか金持ち過ぎるかそれとも他の理由があるかでそいつを見た瞬間に女の子が速攻でパンツを脱ぎだす類の男。
  2. ホテルに連れ込みたいときに飲ます飲み物、アルコール。 "気の利いた会話や口説き文句を用いて彼女のパンツに侵入することもできただろうけど、しかし実際のところアルコールを使ったほうがはるかに簡単だよ"


日本だとたまにヤリチンとか言ったりするけどこれって直接的すぎてつまらない俗語だと思えば、"やつはどうしようもないpanty dropperだよ" みたいにも言えるわけだ。あとは酒のことをpanty dropperって言うと。なんかこの前ニュースで見たのは道を歩いてる女子高生から無理やりパンツを剥ぎとって強奪して逃げていくってとんでもないやつのことだけど、そういうクズはpanty dropperっていうかただのパンツ強盗だと思うからやめろ。いくら女のパンツが欲しくても、夜闇に紛れて全裸で誰かの家のベランダに侵入して盗ったり(全裸忍者)、よりによって人のはいてる最中のを無理やり剥ぎ取ったりするのはいけない(パンツ剥ぎ男)。どこかで食事してるときになぜか食べてる途中の料理を下げられたら誰でも嫌な気持ちになるものだけど、それと同じようにはいてる途中のパンツを勝手に下げられたら誰だって嫌だろ。パンツを脱がすときは相手の気持ちを考えろよ。

別にジェームス・ボンドほどでなくても、可能な限りあくまでも紳士的にいくべきだろ。人に物を恵んでもらいたいときにはパンツ下さいって丁寧に頼めよ! ジェームス・ボンドだったら絶対そうするだろ。しかし下着が好きなやつってたまにいるけどあれなんなんだろ? たまに運悪く捕まって警察にガサ入れされてそれまで収集した華麗なコレクションを報道陣に公開されちゃってる人がいたりして、ニュース映像で見かけたりするけど、それは凄まじい量のパンツやブラジャーが一面に並べられてる光景を目にして人間の欲望の果てのなさに驚く。世の中にはありとあらゆるジャンルを網羅するだけの無限の変態が用意されてると言われてる。竹中工務店のヘルメットを被りながらショートホープを吸ってる土曜日に生まれた女にしか欲情できないっていう変態がいるかもしれない。注文が多すぎるよ。