A Note

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この人天才だ。こういうふうに生きられたらなあ! なんかちょっと顔が、前インテル監督のベニテスに似てる。インテル。デビュー戦で長友が楽しそうにプレーしてるのを見て泣きそうになった。これから本当の勝負だ。走れNagatomo。話を戻そう。ただ知的な能力がその人の生の限界を規定するという真理を感じて、僕はその厳然たる壁の前で、呆けたように立ち尽くすばかりだ。憧れるのは、恐ろしく切れるのに、それでいて野蛮さを失っていないというところにだ。そしてそういう人のことしかかっこいいとは思わない。ジジェクとかもその感じがあるから面白いと思う。政治的な信条が右だろうと左だろうとそんなことはまったく関係ない。人間として傑出していれば右も左も関係はない。

その人の人間が面白いかどうかだけが大事で、右だからとか左だからとかいう幼稚な二項対立の思考は、燃えるゴミの日に出すしかない。社会のあらゆるところにその人間を自動的に思考停止へ陥らせるところの二分法がある。二分法に突き当たる。すると人間は即座に立ち止まり、それ以上先まで考えることをやめる。oh, this is too intelligent for me〜 、ムズカシ スギマスネ。ヨウソヲ フタツマデニ セイゲンシテクダサイマスカ。それはいいことではない。自分の使っている思考のフレームワークそれ自体を常に懐疑的に検証したい。まあーそういうことができなくても生きてはいける。しかしその人はおそらく、一生凡人のままで終わるだろう! よく考えるというのも考えてみると簡単なことじゃない。よーしがんばるぞ。世界のどうしようもなさに勇気がわいてくる。