A Note

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  1. ピアノ
  2. 仏語
  3. サド


やりたいことリスト。ピアノを弾ける自分というのが必要。あと仏語は本当にやること。サドはポルノグラフィよりもむしろ思想。そして最後に、この三つを統合してラップにする。

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もし今自分が例えば札幌だから、北大医学部生だとするじゃん。これもちろん実際は違うんだけどさ。もっとずっとダサいわけなんだけど。それでこの "医学部生" っていう属性のみに惹かれて女がやってきたとしたら心の底からムカつくだろうな。つまりそういう女って結局医学部のやつだったら誰でもいいんだよね。その人間についてる "医学部" っていうタグしか見えてないんだよ。そういう女はマジでむかつくんだよな、これは本当に、冗談抜きにね。そういうやつだったらどんなひどい捨て方してもいいなと思うね。だってそっちがそうならこっちだってあなたの人間なんか見ないよってことになるからね。

人間をその人についてる属性だけで判断しない、つまり人間を見るときにしっかり人間を見るやつしか信用できないよね。なんでかっていうとそんな属性なんてすぐに変わるじゃん。例えば昨日まで都銀の行員だったやつが明日は職なしなんてよくあることだ。そしたらそういうタグに惹かれてた女って離れていくよね。つまりその女はその男の人間が好きだったんじゃなくて "都銀の行員" っていうタグが好きだったわけだよね。まあふざけんなと思うけどね。しかもそんな女ばっかでしょ。まあ腐ってんだよね、この世界が。

それでも、そうでない人が絶対いると思ってるし、そこに希望を持ってる。もちろん世の中タグ女、タグ男だけじゃないとは知ってる。それにまあ、時々こんなふうに厳しいことも書くけど、本当はすごく優しいんだけどね。まあこれ絶対自分で言うことじゃないんだけど。でもそんなルールはないから言ってもいいんだけどね。結局、言いたいこと。男も女も、人間を見るときには、人間を見ようぜ。

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詩も哲学も、数学も物理も、絵画もインスタレーションも、人を踊らせることはできない。ではそれができるのは何か? ただ音楽のみだ。だからあらゆる芸術のうちで音楽だけが特異な地位を占める。僕は音楽というのは何よりもまずエロス的な侵犯の行為であると思う。そして音楽が、肉体へ直接語りかけることのできる地上で唯一の言語だ。音楽がセックスの要素を内在させるとしたらそのことによる。どちらも人間を熱狂させたり、虚しくさせたりする。とてもよく似ている。そしてだから、その身振りや手つきは洗練されているとしても、いかなる音楽も、その核に暴力性を持つ。

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久しぶりに茂木さんのサイトを読んだわ。1年ブリくらいか。なんか元気になったわ。硬いけど柔らかいっていうのはなかなか難しいもんだけど、その質がある人はやっぱ面白いね。下に書いたことで言ったら自分の定義では茂木さんは向こう側に召命されてんだよね。天才っていうのは召命されてるかされてないかで定義付けてもいいような気がすんだよな。洞窟を出て、しかも洞窟に戻って、殺されるかも知れないけど語り続けるということだよね。まあ世間的に言ったら頭がおかしいんだけど世間的な評価を完全に無視して自分の内的な命令のみに従って語り続けるという。これで思い出すのはもう一人、岡本太郎だな。

あの人の絵って正直言って得意じゃないんだけど、でも生きた軌跡に凄みがあったし、まともな人間じゃなかったね。つまり裏返して本当にまともな人間だった。パリから日本に帰って中国に戦争に行って、全てが終わってまた日本に帰ってきて、生活を立て直してようやく絵を描き始めた若い頃 "あなたのようなやり方をしたら日本では消されますよ" と言われたらしい。自分でエッセイに書いてた。それでもやってたね。まああの人も召命されてたって感じだよな。

自分が死ぬとか生きるかとか知るかよと言えるくらいのやつだけが本物であとはみんな偽物、つまりfollowerだね。で問題は自分が本物か偽物かってことなんだけどさ、そんなの気にしてる時点で偽物だろっていうのが自分の見解だな。だから自己規定は偽物だ。そしてその上で、もし自分が偽物だとしてもこれしかないからやるわっていうんだったらやれば?と思うし。だから勝手にしやがれウンコ野郎というのを自分に言いたいね。