A Note

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「楽しくdiscoursしてるところにゴミが現れたか。脱構築でバラバラに引き裂いてやろうか?」
アラン・ソーカル について、ジャック・デリダ


この記事書いたやつ絶対2chに常駐してるな。2chってほとんど見ないから分かんないけどなんか2chぽいノリみたいのは感じるというか。ちょっと笑ってしまった。一度編集し始めてはまったら人間としてだめになりそうな感じもするけど、結構面白いのもあるなあ。でも風刺とか皮肉みたいな方法は対象に刺さるだけじゃなくて実は自分にもそのたびごとにガンガン刺さってるし、毒も回ってるので、かなり危ないものでもあるから、自分で自分の毒にやられないように気を付けないと、ということを自戒をこめて言うけど、ただ、もちろんユーモアがないよりはあったほうがいいに決まってる。

それにしてもデリダ強すぎる。

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 IBMの創業者にちなみ「ワトソン」と命名された人工知能には、本や映画の脚本、百科事典などから知識を読み込ませてある。クイズ番組「ジョパディ!」で連続勝ち抜き記録などを持つ王者2人と全く同じ条件で問題を聞き、英語で答える。賞金100万ドル(約8300万円)をかけた真剣勝負の模様は同番組で2月に放送される。


スパコンとか言ってたらちょうど分かりやすいスパコンのニュースが出た。もうこんなんできるのかな? これ "問題を聞き、英語で答える" ってことだから、つまりこのワトソン君がこなす処理の流れはたぶん

  1. 音声認識           クイズの読み手の音声を聞いて、文章として認識する
  2. 問われている内容の確定  認識した文章の構造を解析して、そのクイズで何が問われているのかを確定する
  3. データベースの検索     データベースをサーチして出力すべき解答を見つける
  4. 音声合成           音声合成システムを通じて、声の形で解答を出力する

朝日の記事だけじゃ情報量が少ないから英語圏のニュースとかblogとか漁ってみようかな。テクノロジーそのものとか使われてるアルゴリズムの詳細みたいな技術的なディテールもたぶんどこかに出てるんじゃないか。そのへんに興味がある。"IBMはワトソンの技術が将来、専門知識を持って人間に助言できるシステムの開発などに役立つと" これはエキスパートシステムというやつのことかな。

こういうニュースを見ると、ゴッホの人生は悲劇だったから、今あなたの絵画展にこんなに人が来てるぜってゴッホに教えてあげたくなるように、今あなたが理論的に基礎づけたコンピューターがこんなふうになってるぜってアラン・チューリングに教えてあげたくなるね。