A Note

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facebook [著]ベン・メズリック


HarvardやStanfordからfacebookGoogleも出てくるけど、東大や京大からは絶対に出てこないと言い切れる。でもなぜだろう? 頭の切れ具合に差があるのか? 僕はそうではないと思う。独創性の芽を片っ端から摘んでいく日本の義務教育のおかげで、本当であれば変な方向へ伸びていこうとする潜在性を持った人間も、無理矢理鋳型にはめられて、最終的にはつまらないやつになってしまう。そしてつまらないやつが面白い発明をすることはあり得ない。例えばfacebookGoogleのような。

アメリカという国にはとんでもないバカ(= 天才)の存在を許容し、支援するだけの素地があるはずだ。しかし日本にはそれがない。常に場の空気を読むことを強いられ、同調圧力も強力な社会で、流通する価値観も極めて画一的だ。もともと突き抜けた人材を生み出すのに適した社会環境ではないことは明らかだし、天才というのはそもそも一芸に秀でた変人のことだから、変なやつを疎ましがって排除していく社会では育つはずがない。そんな国からはGooglefacebookも、YahooもAmazonも、どうしたって生まれようがないだろう。

でもまあいいかそんなことは。日本がこの先どうなるか、起業家が生まれるかどうか、知ったことじゃない。まず自分が生き残る方法を考えるべきだ。しかもなるべく楽しく生き残る方法。

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パナソニック 鼻毛カッター グレー ER430P-H

パナソニック 鼻毛カッター グレー ER430P-H


"見よ、これが新たに導入した新兵器、鼻毛カッター!" 鼻毛たち(擬人法)はいとも簡単に処理されてしまうことを恐れる…。そのような展開を僕は望む。このような格好いいガジェットなしで鼻毛を処理することがいかに煩雑で面倒くさい作業なのか、思い知らされている今日この頃なのだ。僕は常に自分が女性からどう見えているか気にするほどの色男ではないのだが、それでも一人の紳士として、自分の鼻の穴から鼻毛が飛び出していないかどうかは気にする。"他の何が良くても鼻毛が飛び出している男だけは駄目だ" と女性は絶対に言うような気がするからだ。これは僕の気のせいではないと思う。他のどこから毛が飛び出していてもそれほど問題はないのだが、それが鼻の穴であるときには話が別なのだ。なぜだろう。すごく間抜けな感じがしてしまう。そんなわけで、今こそ便利なマシンを導入するときだべ、と思ってAmazonを眺めていた。"鼻毛カッターにも色々あるんだなあ" などと独り言をつぶやきながら…