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今理由もないのにやけくそな気分だ。時々やけくそが降ってくる。物理的に焼けたそれが降ってくるわけじゃない。ただの慣用。しかしなぜ今自分がやけくそなのか考えても分からない。不思議なひととき。しかし愛に満ちた時間とも心温まる瞬間ともいえない。酒が必要になってくる。しかし酒がないのだった。後で北海道のまだまだクソ寒い九時過ぎの街路へ体を運ばなければならないようだ。さて、いつだったか前にロバート・キャパの伝記を読んだ。そのとき "いい話" を読んだように思った。キャパは若い頃何か上手くいかないことがあるとふて腐れて酒を浴びて寝てしまっていた。しかし後に一緒に住むようになったある女性が "そんなんじゃ写真家として成功するなんてできないわ！" とかなんとか言って彼のその子供っぽい規律のなさを溢れるばかりの母性的な愛情でもって改善させたという。なるほど、たしかに気に入らないことがあるたびに酒で憂さを晴らしているのではだめだろう。いい話だ！　しかしもちろん僕には全然関係ないことだ。真実は、酒が必要なときには必要だ。

あと話が変わるけど本当にPCがボロイ遅い。Pen4の2.93ghzだ。なんだろう？　Pen4？　遅い。それでもテキストと画像中心にWebを見て回るくらい全然問題ない。それはそうだ。でも僕の考えではこのプロセッサは全然パソコン新時代に対応してないんだ。もちろんテキストエディタでカットアンドペーストするくらいは朝飯前。言ってみれば爆速なんだ。テキストエディタの扱いにかけてはこのパソコンははっきり言って爆速、敵なしだ！　でもパソコン評論家である僕にしてみれば、パソコン新時代はそのパソコンがマルチメディアに対応しているかどうかによって特徴付けられる。マルチメディアで僕が意味するのはつまりYouTubeの720P動画がスムーズに再生できるかどうかだ。to be frankly honest, Pen4の2.93は全然だめだ。指をくわえてこの紙芝居を眺めていろというのか。もう少しだけ解像度の高い動画が見たいなあと思って僕はいつも泣きそうだ。残念だけどパソコン評論家としてはこのパソコンはもう捨てるしかない。そして6万くらい出してパーツ買ってきて自分で作ろう。パソコン評論家としてさらなる高みを目指したい。