A Note

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足りぬ得点意識、この男にはある 本田圭佑


記事を一行で要約しよう:"打てるところでパスを繋ぐような選手はいらない。代わりに本田を使え" 少し前に自分でも全く同じことを書いた。同感だ。点が欲しくないのだろうか。そんなにパスがしたいならピッチの前目でプレーなどせずに、グラウンドの脇の方で固まって一生ニコニコしながら鳥かごでもやっていればいい。"あーとられた。くそっ!" そっちのほうがどれだけ楽しいだろう? どれだけパスを回せる? 何より鳥かごでは何よりも嫌いなシュートを打たなくていいし、相手DFを前に見て積極的に仕掛けていく必要もないのだ。パスさえ回していればいい! 日本人サッカー選手にとっては天国と変わらないのではないか? 

二、三人が日本の前線から消えようと代わりに本田が点を取ってくれるし、ドリブルで仕掛けてくれる。打つべき時には打ってくれる。問題ないと思う。"おいおい、そこでなぜ打たないんだ? ええっ? そこでなぜバックパスなんだ?" これまで日本代表のサッカーを見ていて、前線の腰抜けぶりによってストレスを溜めなかった試合は一つもない。だからこそ本田という選手に期待を持ちたい。人間としては彼は徹底的な個人主義者で、日本における絶滅危惧種だ。僕は本田と違って凡人だがその点では勝手に仲間のような気がしているのでその意味でも応援する。どこへ行っても "空気読め" と言われる国で、僕はいつも "ハァ?" と返すしかない。意味が分からないからだ…、いやもちろん意味は分かる、でも知ったことじゃない、空気の維持はあなたたちの仕事かもしれないが僕の仕事じゃない、勘弁してくれ…