人間の太りやすさ。朝のランニングをサボって少し食べ過ぎるとすぐに太る。ビールなんてものを飲んだらもう終わりだ（ビールは危険だ） その日一日で摂取したカロリーよりも消費したカロリーのほうが少ないような日には自分でそのことが分かるものだ。それで夜寝る前に "ああ今日太った" と言ってしまう。翌朝起きると案の定プヨプヨの厚みが増しているということになる。人間があまりにも容易に脂肪を蓄えすぎるということに僕は不満だ。何千年か前の人間がろくに食べられもしなかった頃には、余剰分のカロリーをすかさず脂肪にして体にくっつけておくというエネルギーの貯蔵法には少なくない意味があっただろう。その頃の祖先には凶作や狩りの不調で何日もどんぐり一つねずみ一匹食べられないということがあっただろう。腹が減って死にそうになる。実際に飢えて死んでしまう人も出てくる。しかしそのような困難な時期でも水さえあれば、普段体にくっつけて保存しておいた黄色いプヨプヨを消費しながらなんとか生き延びた人もいたのだ。しかし今はもうそんな時代ではない。ドンキホーテに行けば100gの束が7つ入った "ポポロスパ" が198円で買えてしまう。700gのパスタにどれだけのカロリーがあると思っているのか。誰もが痩せたいと願っているような時代に人間はこんなに簡単に脂肪をため込んでしまう。だから朝ご飯はリンゴ半分とバナナ一本と何も入れない紅茶みたいにする必要が出てくる。カレーのご飯をいつもの半分にしてあとはキャベツの千切りにカレーをかけて食べる。ただ、そういう時期も禁欲的な自分というものに満足しながらやればそれほど辛くはなくむしろ楽しいものであったりもする。何よりも体のプヨプヨが減り身体も格好がよくなるという形で苦役に対する明確な報酬も与えられるわけだから、少なくとも穴を掘っては埋め掘っては埋めるように辛い仕事とは全然違う、報酬のない仕事とは…
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2010 Winter Olympics: Men’s Olympic Snowboarding Half Pipe Predictions
調子こいてるのはお前だ、やくみつる、もう出てくんなよ。ニセコの雪山にでも頭から刺さってろ。オリンピックに出場するメダル候補に敬意を払うこともできないのか？ 仕事は漫画と朝青龍だけにしとけ。コメントの発表？ 自分のblogでやれ。
さて僕は札幌に住んでいて、雪質の素晴らしい山が近くに山ほどある。山が山ほどだ。しかし正直言って世界におけるHalf Pipe事情について全然知らなかった。だから予備知識を備えようと思って、18日の朝6時からいよいよカナダで競技が始まるというときになって海外の記事を読み出した。とりあえずKazuhiro Kokuboが世界的な選手であるということは確認できた。上の記事で世界に数え切れないほどあるだろうブックメーカーのうちの一つが提示するoddsを紹介している。
Shaun White (USA) -400
Iouri Podladtchikov (SUI)
Scott Lago (USA)
Louie Vito (USA)
Kazuhiro Kokubo (JPN) +1500
賭け屋における人気では上から5番目。オリンピックの5番目というのはつまり世界で5番目ということだ。一番上にはoddsマイナス400のShaun Whiteがいる。彼の名前くらいは聞いたことがあった。でもこのoddsの数字の意味が分からないんだけどどうやって読むんだ。マイナスってなんだ。最後に記事の結び。"Team USAが席巻し、Shaun Whiteが金メダルを取るだろう" そうかい。トリックとか全然知らないからYoutubeで見てる、Youtubeはすごいな。例えば "double McTwist 1260" なんてトリックの名前言われても分からないし言葉で説明されればもっと分からないだろう。それが映像を見れば一発だ。案の定その映像もYoutubeに上がってた。文明の利器だ。
