A Note

^_^

富豪日本一は2年連続「ユニクロ」柳井会長


Japan's 40 Richest

読売の記事は単にForbesから引用しているだけで、その引用元の記事が上から二つ目のForbes本家のものだ。Forbes恒例のランキングだが、上位を占めるのはほぼ全員が自分で会社を起こして大きくし、成功させた人たちだ。このような創業者たちはその資産のほとんどを自社株で持っているのだろうし、そうであるなら株価の変動によって簡単にランキングは変動する。ともあれ柳井さんはすごい。暫定的な資産が92億ドルということだ。僕もユニクロは好きでよく行くのだが、何が良いといって金がなくてもそれなりの格好ができるのが助かる。この品質の服をどうしてこの価格で売れるのかと驚かされる。あんなことやられたらどう考えてもユニクロの一人勝ちに決まっている。勝負にさえならないだろう。冬になってからフルジップのウールのカーディガンや黒のタートルネックのセーターを買った。なんでこれが1990円で売れるんだと言いたくなるようなきちんとした丁寧な仕事の服だ。ファストファッションの業界で世界No.1にもなれるかもしれないと思わせるユニクロ。鍵はデザインにある。要望。Mensのラインでもっとデザインやシルエットの綺麗さを志向して欲しい。よろしく。

ただ僕としても、いつまでもユニクロの服ばかり着ているつもりはないということは言っておきたい。もちろんユニクロは素晴らしい。しかし一生それだけでは寂しいね。そのうち30万のスーツをガンガンオーダーしてAudi RS6に乗れるような人間になるつもりだ。その方法は全く未定のどうなることやら状態だが何か問題があるだろうか。スーツのシルエットはもちろんイギリスのジジ臭いやつではなくて、イタリア伝統のタイトな色気のあるやつ。理由はイギリス人は植民地主義者でムカつくし、イタリア人の享楽的で酒と女とバラみたいなところが好きだから。女性を見たら口説くのが礼儀だとイタリア人の男は言うかもしれない。まあそういうのがいいんじゃないかな…。僕は一生ウンコ野郎のままで終わるつもりはない。でも今は金も車も持ち家もない生意気なクソガキ、それが僕、id:nipponianippon。そんな僕にはユニクロが最高に使えるんだ。柳井さんおめでとう39。てな感じだね…

          • -


居酒屋の家族と離婚めぐりトラブル 羽曳野の発砲容疑者

杉浦容疑者が勤務する大阪市によると、「おとなしくまじめな性格で無口。勤務状況はよかった」という。杉浦容疑者と同じ羽曳野市内の大阪府猟友会員の男性(78)は「礼儀正しい好人物だった。そんな大変な事件を起こすような人ではないはず」と話した。

こういう事件を起こすのが男の嫌で愚かなところだ。銃の乱射、通り魔、無差別殺人、すべて僕たち男の愚かさであって女のそれではない。あらゆる倫理的、心理的障壁を乗り超えて自己とこの世界を破壊しようとするやつら。自分自身が男なのだが、このような事件の発生を知るたびに僕は男という生き物それ自体にある種の憐憫を感じる。"容疑者と付き合いのあった人々" による上のコメントもこの種の事件が起きた際に何度も見せられてきたものだ。"おとなしく" "真面目" "無口"。たびたび起こるこの種の悲劇において主演するのはその三語で形容されてしまうような男であることが多いように感じる。日々の生活がもたらす負の感情をその時々で上手く処理することができずに、せっせと胸の金庫へため込んでいたのかもしれない。そしてある閾値を超えるとそれが爆発し、彼は取り得る最も愚劣な手段へ訴え、全てを破壊することによって自分と関係者の人生を精算しようとする。全く勘弁して欲しいものだが、ではしかし世界のあちこちでこの種の悲劇が散発的に発生することを防ぐための現実的な手段があるかと考えてみると、そんなものは何もないということに気がつく。せいぜい自分の周りにいる誰かが爆弾でないことを祈るしかないだろう。もしくは爆弾であっても爆発することなくその生を終える不発弾であることを。"おとなしくまじめな性格で無口" というのも考え物で、もし自殺した男が "うるさくてでたらめな性格で話し好き" だったとしたらこんなことをする必要があっただろうか。ある一定以上の圧力を逃すための弁が装備されていない人間は、私たちに最も大きなストレスをかける例えば離婚調停や別れ話などの場面において出来の悪い圧力鍋となり、周囲に危害を加える危険性をはらむ。僕は人間には爆発しない程度にでたらめであることを要求する。くそ真面目だけは勘弁して欲しい。