A Note

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札幌ダニルソンが名古屋へ期限付き移籍


おおダニルソン! 僭越ながら言うが、札幌の外人力はすごい。そんな気がする。当たりが多い。もちろんダニルソンは紛れもない当たりだった。フッキにエメルソン。ダヴィダニルソン。みんなそれぞれにいい選手だった。ありがとう。在籍してくれた外国人選手を思い出すとき、感謝の気持ちが浮かんでくるばかりだ。ダヴィカタールへ行く前に一度でいいからDSのマリオカートで対戦したかった。あまり善人とは言えない僕はおそらくワリオを使ってワルく走っただろう…。

フッキなんか今ではFCポルトのエースだ。しかもこの前の親善試合でとうとうセレソンに呼ばれた。いくら才能のあるブラジル人プレーヤーで、いくらその地位を夢見ていようとも、そのほとんどはセレソンのユニフォームに一度も袖を通すことなく現役生活を終えていく。誰もが知るあの黄色のシャツと青のパンツを身につけてプレーするのはきわめて特別な経験だ。フッキ(現Hulk)おめでとう。札幌は面白いクラブだ。そして日本で最初に在籍するクラブが札幌となったダニルソンが将来的にワールドクラスのフットボーラーになることは既に決定した。少し気は早いが、2014年のWorld Cup予選において彼がコロンビアのナショナルチームを絶対的な主将として率い、無事に本戦出場へと導くことも決定した。もちろん名古屋などは踏み台にして(失礼)将来的にはJリーグの枠も踏み越え、欧州のCL出場が常連となるような一流クラブへの移籍を遂げることも決定したのだった。ダニルソン今年は規格外のプレーで楽しませてくれてどうもありがとう。来期は名古屋で、将来的には欧州で見たい。Bye Bye. Sayonara. Adios Danilson Cordoba, Adios. さらなる活躍を願って。

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昨日ケープタウンで行われたDRAWで2010WCUPの組分けが決定した。上の二つの画像は日本の組であるGroup Eの勝敗表と、試合の行われる具体的な日程だ。このように各チームが実際に表へ配されているのを見たとき、来年の本戦が一気に現実的なものとして感じられてきた。もう半年もすれば各ナショナルチームが勝ったり負けたり引き分けたりして、今は "0" という数字だけが並ぶこの場所へ各種の具体的な数字が書き込まれ、しばらくの期間はそれを眺めて一喜一憂することになるだろう。Group Eを見てみるとオランダの1位通過はまず揺るがないように思われる。実力で抜けている。従って残る3チーム、デンマーク、日本、カメルーンで2位を争うこととなるだろうが、日本以外のどのチームも "日本を相手に取りこぼしはできない" と考えているのは間違いない。実力で一つ落ちる日本を相手に勝ち点を落とすようなことがあればグループリーグ突破は厳しいと考えているはずだ。僕としてはもちろん、日本が予想外に健闘して相手チームに取りこぼしをさせ、おそらく1位で通過するのだろうオランダに続く2位の場所へなんとか滑り込んでくれることを願う。日本の初戦はMatch Number10番、来年6月14日、日本時間で23:00からカメルーンを相手に行われる。そしてくれぐれもその試合後には、サミュエル・エトーによって華麗に切り裂かれた守備を反省しながら "やっぱり彼はワールドクラスだね" とか "あんなの止められるわけがない" などと愚痴を言っていることのないようにしたい…