A Note

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僕は今年意外とサッカーを見ていた。札幌の試合はスタジアムでも見たし、プレミアやチャンピオンズリーグも見ていた。日本シリーズダルビッシュが投げられるかどうかをみんなが気にしていたちょうどそのときにも僕はダニルソンが残ってくれるかどうかを気にしていた。明日にもJリーグのシーズンが終わるというときに札幌が移籍関連の話題を提供し始めたようだ。何でも中山雅史を獲りたいんだそうだ。なるほど、そう、どうだろうか…。アルコールを買ってこようか。そして上の二つ目、今朝の記事では西大伍に新潟からオファーがあるそうだ。さて、上記の2つのニュースは酒を飲んでスタジアムに行くような荒くれ男だけが興味を持つものだろうか。しかしそうとも言い切れないのだ。それぞれにサッカーに興味のないような女性にも訴求できる要素を備えているニュースだと思う。まずサッカーなんてどうでもいいと思っている女性でも中山のことは知っているだろう。中山雅史も42歳になった。そしてもう一つ西君に関しては、彼は割と顔がかっこいい*1という特徴があるのだ。サッカーに興味のない女性でもいい男なら嫌いではないだろう。これからキャリアを重ねていくにつれて女性からの人気を集めそうな顔立ち。さらに付け加えておくことがある。それは彼がゴールを決めたときに見せるパフォーマンスだ。ニコニコに上げられていた今期札幌の全ゲームのハイライトをまとめたビデオで西君のゴールパフォーマンスを見たのだが、それが年上のお姉さんたちの心をがっちりと掴みそうなものだった。どのようなものかというと、両手を口元に当ててキスを投げるのだ。それも力強く自信を持って投げるのではない。あろうことか、彼はそれを恥ずかしそうに、はにかみながらやるのだ。ゴールを決めた喜びで笑顔を浮かべながら、しかし恥ずかしそうに両手でキスを投げるのである。これはまさにアラサー、そしてアラフォー、年上の女性たちを優しく殺すような、印象としては柔和だがその実危険なキスに他ならないという、そのような印象を僕は受けた。もしも来期新潟に行くようなことがあれば、恥じらいのある投げキスをもって新潟の女性サポーターを虜にした上で、そして1年後には無事J1に昇格した札幌に帰ってきて欲しい。