A Note

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新聞社の社屋がジャーナリズムの死を追悼する巨大な墓標だとすれば、その中で働いている大勢の人々はたぶん魂を喪失した生ける屍、ゾンビみたいなものだということになるだろう。僕の予想では、ユーモアを解する記者なら、たぶんこの冗談で自嘲気味に笑うことが出来るだろう。


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自宅消滅、地面に大穴…嘆きのガザ住民「虐殺だ」 : 国際 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20090119-OYT1T01071.htm


  >> イスラエルが22日間攻撃を続けたパレスチナ自治区ガザ市に19日、入った。


入らなくていい。日本の腐れ新聞はどれもこんな記事しか書けないのだからガザに人間を入れる必要はない。XXどもが。外電を買ってきてそれを垂れ流していればいい。家で寝転んでAl-Jazeeraでも見ながら、それで得た情報を元にして片手間に記事を書けばいい。イメージ記者クラブで酒でも飲みながら朝日なり読売なりの名刺をちらつかせて粗悪な売文業者がホステスに正義を語っていればいい(注:毎日と産経はもはや女性には相手にされないという情報に基づき、この二社は除外した) 可哀想な販売店に新聞を押し売りし、水増した部数を何くわぬ顔で真正のものとして発表していればいい。環境環境とうるさい。そんなに言うならこれまで無駄に刷った新聞の分の木を植えてきて欲しい。

なぜ現地入りして、自分の目で見ているにも関わらず理解を超えたイスラエル戦争犯罪を非難することができないのか? お前の目は何のためについているのか? 何を見ているのか? 認識の盲目にされているのか? ただ、この記者が誰かは知らないが、彼はサラリーマンが定型の書類を仕立てるのと全く同じようにして、いつもどおりの下らない文章を仕立てて本社へ送信したに過ぎない。自分で自分の仕事を下らないと感じているかもしれない。会社に雇われた記者が社論に反することを書けるはずはないから彼一人を責めることは酷だし、そうであるなら彼もまた新聞社というジャーナリズムの巨大な墓へ生きながら埋葬されたジェノサイドの犠牲者であるに過ぎない。死者に鞭打つような言葉はこれまでとしたい。ガザでIDFに虐殺された人々。そして自らの良心に背いて死亡した新聞記者たち。安らかに眠れ。


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