A Note

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id:finalventさんのところを1年ぶりくらいに見たけど、ミニブログの写真がご本人なら頭の中で勝手に構築していた像と比べてすごく若い。枯れた初老の紳士を想像していたけどもっと若くて格好も良い、お兄さんといってもいいくらいの人だ。

最近はあとは2chまとめ記事系のサイトを始めて見て、面白くてずっと読んでいた。例えばでかいのでいうと、オウムの事件はとてもあの程度で収まらないもっと怖い話なんだとか。僕は週刊誌を買わないし2chも見ないから、オウムの背後関係がそんなに黒々とした広大なものだったとはこれまで知らなかった。人間の金が好きなことには悪魔でさえ驚くばかりだ。

それに創価学会の話など。前に朝日の夕刊を配ってたことがあったんだけど、そのときちょうど選挙中で、ある家のポストに新聞を差そうとしたとき偶然その家の奥さんが出てきて少し言葉を交わした。そのときに "今度の選挙どこに投票するの? 公明党はいかが?" みたいな話をされたけど僕はそのとき成人でなく投票すべき票を持っていなかったからそれを伝えると、"あらそうなんですか大人びて見えた"、となった。

そのときはまあみんな熱心によくやるよなくらいに思っていたんだけど、皆さんあんまり熱心にやられるのでそろそろ困ったことになってきているんですよというのも理解した。

宗教というのはなにか。人は誰しもそれぞれの救いを求めているものだけれども、宗教は人間を本当に救済するものだろうか? 小さく見ると個々人は確かに様々な信仰で救われているだろう。宗教は人と人との繋がりを提供して救われない孤独から救う。生きる意味も与える。自由の重荷から解放する。しかし大きく見て人間全体としては救われないその原因にもなっている。人間は昔から宗教戦争ばかりで、あいつが敵だ、殺してしまえと飽きもせずやっている。僕は特定の信仰を持たないけれども信じなければ生きていけない人間の性質には強い興味を持っている。

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レオナール・フジタ展 開催中 北海道新聞
http://www.hokkaido-np.co.jp/cont/leonardfoujita/


道立近代で今フジタ展やってる。フジタには興味がある。"戦争" という人間の呪いに深く関わり、人生をどうしようもなく左右されたこと。様々な葛藤を抱えて祖国を捨てたこと。気狂いフジタ(Fou jita)を名乗ってフランスで道化として成功したこと。色々あってもおおむね楽しく生きることができたのだろうか? いつまでやっているのか 9月4日までだからあと1ヵ月。


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