A Note

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金子光晴
http://uraaozora.jpn.org/kaneko.html


  飯島 うんと金があったら、もう一遍生き直すんだったら、色男になりたいというのを聞いたですよ、わりあい晩年になってから。
  松本 金子さんの希望としては、お金があって、女の子にもてて、そして自分の仕事ができてっていうふうなこと、これが最大の願いだったでしょうね。
  飯島 それが詩とか文学とかそういうものじゃなくて、ただ金のある色男になりたいというふうでしたよ。


詩人で言うと、鮎川信夫さんも、色男として聞こえた人だったようですね。


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fellini[at]wikipedia.it で younger fellini を発見。絵になる伊達男。道化になれる、疲れを知らぬ踊り手になれる、優しい恋人になれるという男の顔では? そもそも、彼は"詐欺師"です。つまり気をつけなければやられる、ということです。本当に、若くしてエレガントですよね。日本の若い男なんか、同じ土俵で勝負したら、とても相手にはならない。何人騙したか分からないですね。素晴らしいです。


http://it.wikipedia.org/wiki/Immagine:Fellini_young.jpg




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http://www.amazon.co.jp/gp/cdp/member-reviews/A1Z04HJUNVMQ7M/ref=cm_cr_auth/503-4220893-0751153?ie=UTF8&sort%5Fby=MostRecentReview


この人のレビューは大好きだな。ユーモアに溢れて辛辣で、根底に愛はあって。素晴らしいです。お暇な方は、どうぞ、読まれては。(ここでディスプレイの前に蚊)  …刺されませんでした。TBHへのお茶目な"D.I.S"などもありまして、痺れました(これは皮肉ではないです) 札幌にお住まいの女性である様子、少なくとも2004現在は。しかし僕はprecioushallで恋煩いしたことはないです(なぜなら女性があまりにも魅力的過ぎるので気後れして声をかけられないです)

僕がこんな人と近づきになりたい(ちょっと怖い、ですけど)のは、僕がマゾヒストだからではないです(たぶんそうです)。書いているうちに、首筋、左足の甲、右手のひらの甲、三箇所。モスキートに提供。北の埋み火。血が上手い。実際のところ、昨日上機嫌でして、街中で献血してきましたから、今日は蚊に? ですね。かゆいです。結果四ヶ所です。いえ五ヶ所。ああ、六ヶ所(村)! 

いっそのこと、うなじを狙う蚊になりたい。カフカのように孤独に。

愛と平和。


(……やってることは結局他人をだしにして自分を語るだけで、本当に行儀が悪いですね。上のレビュワーの肩にごめんなさいします。これから礼儀を学んでいきたいと思い、しかしだからといって、妙に丸くなるのは嫌ですしね? あまりがんばらずにいきましょう。僕の目標はバランスの良い人です。立ち居振る舞い、言動、気配り、美しく、まるで見えないようにさりげなく。顔や体があまり美しくないのだから、せめて所作と心くらいは美しく保ちたい、という、so called"男気"ですか。せいぜいの。)


もちろん、分けの分からないうちに歓楽の一夜が過ぎたからといって、hivの検出を目的として血をあげないで下さい。それでは悪い子、です。 


>_<



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前にジャコメッティの「エクリ」をめくっていたとき(炎を宿した人でした)、彼がまだ20代、若い頃の書付けに、彼の"女性"へ感じている抜きがたい劣等感がしきりに表れ、読めるようで、ああこれは自分と同じだと痛烈に感じたものだった。繊細さや、情の深さ、狡猾さや、意地の悪さ、演技の上手さ、あらゆる面で、男性は女性に劣っていると僕も感じていた。あ、また皮肉が出てしまった。女性へ覚えている愛憎半ばする感情が抑えても滲んでしまうようです。つまり、これが僕の"女性"への劣等感の裏返しです。

どうしたのでしょう!? しかし大丈夫です。笑うこともできますし、どんな人にも可愛いところはあります。



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