A Note

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ふたの部分に光り輝く装飾を施したウォークマン
http://www.asahi.com/digital/av/TKY200707210294.html
http://www.jp.sonystyle.com/Walkman/Special/E010/Abiste/index.html



一目見て、黒がエレガントでいいなと感じた。ところで、"エレガント"であるとはどのようなことだったか?


elegance (ĕl'ĭ-gəns)
1.1 Refinement, grace, and beauty in movement, appearance, or manners.
1.2 Tasteful opulence in form, decoration, or presentation.

2.1 Restraint and grace of style.
2.2 Scientific exactness and precision.


3. Something elegant.



ああと思ったのは、「2.2」の用法が語義として明記されている。"科学的に正確であること、厳密であること" それはエレガントなのだよ、と。そして僕はこの用法をこそ、決して忘れてはならないように思うのだが。

「音楽は数学と建築とセックスを同時に実現する」と、確か坂本龍一が言っていた、と誰かに聞いたのをここで思い出した。うまい言い方をする人だなと思ったのだった。今は一部の心ある人々は、あまり良くない言葉を使わせてもらえば、モロ出しのセックスしかない音楽がこうもはびこっていることに、人知れず憤っていたりもするのではないのか。実用本位、抜ければそれでよし。それも潔いといえばその通りだし、性欲という業を与えられている以上、誰だってポルノを必要とする。しかし私たちは、依然として人間であることも確かです。上の定義を採用するとき、音楽から数学と建築を引くと、後にはセックスしか残らない。



…今日も一日、元気にお過ごしください。



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夜に猫を轢きそうになった
素早さに欠けた
道は気をつけて渡らなくては
とりわけ暗闇の中では


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"御婦人たちよ、これから地獄めぐりをするのだ。ドレスの裾をからげなさい。"


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僕は闘って生きたいのであって、今そのための武器を探している。


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CISCO RECORDS|LIFE STORY
http://www.cisco-records.co.jp/html/item/003/025/item280421.html


少し遅れて購入。聞かせて頂いた。 "エリアコード011 北の埋み火" (1.「The Alert」)  印象は、決して大げさに燃え上がることはなく、しかし断じて消えようとしない青白い炎。静かに、力強く燃え続ける。このディスクに録音されているのは求道者の言葉だ。

この音が確かに北海道・札幌から鳴らされているということ、それを僕は誇りに思える。心から感謝したい。ありがたい。弱く愚かなこの自分以外には誰にも頼ることのできない孤独な道行きを選ぶ人々の思考を、必ずや励ましてくれることでしょう。


…This is no joke.



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確かギリシャの彫刻にこのような顔を見つけたことがあるようにも思うのだけれど、ほぼ完璧に整った顔の造形を持っている。そして渦を巻いて燃えることを止めない炎を、この若い男は、胸の奥底に、確かに秘めているのを感じられるように思う。素晴らしい面構えをしていると思うのだが、この色男は誰かというと、イサム・ノグチで、僕がここで極めて簡潔に感謝したいのは、札幌にモエレ沼公園をありがとうということ。とても贅沢な空間が実現していると思う。大好きな場所だ。

特別にハンサムな芸術家への言及が連続するのは意図されたものではなくて、ただの偶然と思うけれども、どうだろうか、この世の中に偶然なんてないのかもしれない。僕は今は人格神こそ持たないけれども、"天"や、あるいは"スピノザの神"といった概念を完全に否定しきることができないし、またそうしたいとも思えない、宗教的な人間だ。もしかして"何か"に使われ、書かされているかもしれない。その可能性がないとはいえない。「あり得ない」という気はない。

今日は暑かった。


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お見限りとはひどいものです。


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北海道立近代美術館
http://www.aurora-net.or.jp/art/dokinbi/



  ダリ展 創造する多面体
  Multifaceted Dali
  
  開館30周年記念
  北海道新聞創刊65周年記念
  北海道文化放送開局35周年記念
  生誕100年記念



ふと見てみると「ダリ展」をやっている。昨日7/21土曜日から開催の今日では、ゆっくり見て回ることなどできない混みようだろう。作品を離れてこの画家へ俗っぽい伝記的な関心を寄せるとすれば、彼は母親との関係である程度苦しんだのではないかと思えるふしがあるのだけど、それも興味深いことだ。すごい美男子で、顔の良いのは羨ましいことだと言うしかない。


http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%83%AB%E3%83%90%E3%83%89%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%80%E3%83%AA




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