A Note

^_^

サッカーコラム J3 Plus+ 【パワハラ問題】 狂ったチームを救えるのは湘南ベルマーレのサポーターだけだ。

パワハラ問題が発覚してからの一連のクラブ側の対応を見ると「自浄作用は全くない。」と言うしかない。第3者的な立場の人間からするとパワハラ問題が起こったことと同じくらい湘南のクラブとしての対応に不信感を抱く。本当に深刻な問題と捉えているのであればクラブとしてもっと早く、そして、誠実に対応できた。あまり適切な言い方ではないと思うが「関わっている人の多くが狂っている。」と感じてしまう。


この「サッカーコラム J3 Plus+」というのは国内サッカーを少しでも真面目に見ている人ならまず知っているような有名なblogで、これほど誠実にまた長い期間に渡ってリーグを見、アウトプットを行っている人は稀であり信頼できる書き手。上の文章の大意としては、湘南ベルマーレというクラブは狂っている、となるがこれは僕としてもまったく同じ感想を持っている。ベルマーレというクラブは明らかにおかしくなっている。まず一番最初に会長の真壁さんがおかしくなっているし、スポンサーがおかしくなっているし、サポーターがおかしくなっている。

Folie à deux(フォリアドゥ)というフランス語があって、これは「二人狂い」という意味なのだが、要するに密な関係を持つ2人が互いに同じ妄想を共有して狂っている様を指す言葉。これと似たような、しかしもう少し人数を増やしたグループにおいて、変性した意識の状態、地面から遊離してふわふわした、チョウ・キジェの影響力の泡の中を、真壁さん以下ベルマーレ中枢部の人間はしばらく生きているのではないかな。スポンサーとさらに一部の先鋭的なサポーターもその泡の中に取り込まれており、明白なパワーハラスメントの認定を何とも思っていない様子なのはさすがに驚かせる。多数の被害者が存在するという事実をいったいどう考えているのか? 

ベルマーレというクラブがチョウ・キジェの首を切れず、おかしな夢から醒めないのであればクラブはやがて潰れるだろう。しかし組織が危機対応を完全に誤る一つの事例、また集団精神病めいた状態が発生する一つの症例として興味深いケースではあると思う。