A Note

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金崎は20日の湘南戦で途中交代した際に石井正忠監督に反抗した態度を取った。石井監督の差し出した手をあからさまに拒み、激高しスタッフに抑えられた。後日、両者で面談を行い、和解をしたが、ハリルホジッチ監督には受け入れがたい出来事だった。


上一つ目のリンク先Youtubeでこの一件を撮した映像が見られるけど、自分が替えられたことについて、監督へ面と向かって、額がつくほどの距離で、こうまであからさまに切れているサッカー選手は今までにもあまり見たことがないね。もし例えばヨーロッパのクラブで、それがいくら理不尽な交替であったとしても、一選手がモウリーニョグアルディオラにこんな態度を取ればどうなるかと考えた。きっとカラカラのミイラになってさらに風化して粉になるまでベンチ外に留め置かれて干されるだけだろう。采配を司る最高権力者たる監督にこれだけ敵意をむき出しに歯向かう選手は、その時点でよほどのことがない限り現所属クラブでの将来はなくなると考えていい。もちろん彼らのような強烈なカリスマと実績で選手を支配する監督は、最初からこんな醜態を招く余地を残さないというのはその通りだ。金崎は今回希少なシーンを演じたが、結果的にはその自身の傲慢や短気がこうしてとても高くつくことになったし、選手にその能力へ見合うだけの人格的な高さが欠けていることを理由に、金崎をメンバーから落としたハリルホジッチの決断は完全に支持できる。