A Note

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高速料金所のおっさんって何が楽しくて生きてるの


何が楽しくて生きてるのかわからないのは日本の大多数のおっさんに共通の困難だろう。おっさんであることそのものがすでに死に至る病なのだ。生まれた瞬間からあらゆる生命が死に向かって駆け出している。おっさんというカテゴリーはそれを腹の底で理解せざるを得ない段階に差し掛かった、一群の人間のオスたちに付けられた名だ。

料金所のおっさんが目立つのは、ほぼ座ったままで動かず、創造的な要素もおそらくほぼまったくないだろう仕事なのに、その業務の性質上、大勢が行き交う道路のど真ん中に配置されているからだろう。この種のスレッドにインサイダー、つまり料金所の中の人本人が現れて内部情報を教えてくれなければそれは失敗でありトラフィックの無駄といえる。このケースは失敗だった。