A Note

^_^



I lost this pair a long time ago
Which was really disappointing
What the actual fuck


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現代中国に関する、7分半のかなり笑える短いドキュメンタリー。場所は中国、開発されすぎて飽和した郊外の住宅地において価格は下落する。それをなんとか食い止めるために中国、Chongqing郊外では「レンタル外国人」という手段を用いる。つまり中国でふらふらしている白、黒、茶色、紫、緑、いろんな色の海外からの人々をかき集めてきてイベントを開催し、そこでミュージシャン、モデル、嘘でも何でも適当に設定して、それぞれに役割を演じさせる。するとそこはすぐさま陰鬱として退屈な郊外から、coolで刺激的な国際都市へと化ける(少なくともそれが売り文句だ) 

僕はこのやり方をもちろん笑ったし、良い意味また悪い意味で面白いと思ったが、ふと立ち止まって考えたとき、色が黄色の日本人としてはこの中国のやり方を単純には笑えないことに気がついた。なぜなら僕らこの狭苦しい島国に暮らす人々の中にも、この種の馬鹿げた海外崇拝が根付いているのは明らかな事実だから。具体的な統計や数値に出る調査を別として、日本人はgeneralに言って白人のほうが黄色人種より漠然と、しかし確かに「優れている」と思っている。人種間の優劣を論じるのは様々な意味で難しいとしても、少なくともその意識をもたらす根源的な仕組みについて考えることは興味深い。