A Note

^_^

Love it or leave it.

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それがFB上の大切なメッセージでもいいし、あるいは長年にわたる異性間の友情を乗り越えるための賭けのような告白としてのラブレターでも、何でもいいのだけど、夜遅くに自分が気持ちを入れて書いたテキストを翌朝にでも読み返すときにときどき感じる、あのどうしようもない気恥ずかしさには格別の味わいがないだろうか。なるほど本物の感情には違いない、しかしこの人は少し、いやかなり入り込みすぎているな…などと自ら書いた文章を覚めた目で読めば読むほどそのいたたまれなさは強度を増していくばかりで、そのうち意味なく体を動かしたくなる瞬間が訪れる。意味不明なつぶやきを口の端から漏らしながら月の向こう側まで走っていきたくなる。