A Note

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今自分がそのうちの一人であるわけだけど、たまにオーストラリアにワーホリで来てる日本人のblogとか読んでもほとんどがつまらんよね。つまらんという意味は、典型的な紋切り型から離脱して自分の言葉で書けているセクシーな人はあまりいないよな。

別にこれは斜に構えてるわけじゃなくて、海外生活に限らずあらゆるトピックにおいてさ、もともと十分な思考力や知的な蓄積のない人が何について書いてもそれほど面白いものにはならないし、使い古しの紋切り型しか出てこないという、すごく普遍的な話なわけだけど。

書かれたものがその人である、というのは結局、その人自身の今現在到達している知的な水準を超える文章がその人によって書かれることはありえないということですわね。

とりあえず自分の文体が欲しいな。だからもちろん義務的にたくさん書いて練習しなければならない。ときに文章が詩でありまたあるときはナイフであると言えるくらい自在に書けるようになると素晴らしいと思う

だからこんな砕けた口語でストレス解消にただ書き飛ばすだけじゃなくてね、もっと審美的に洗練されて再読に耐える、まるで音楽のようでもあるが南国の甘い風のようでもあるエッセイなど書いて人を魅了したいというささやかな野心があるね。

僕の理想とする人間は最低から最高まで知っている。最低に下劣なことができるがときに聖人のようであり、爆笑を呼ぶコメディアンであるが触ると切れる論理学者である、というもろもろの要素を同時に内在させている人だね。