A Note

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僕中学のとき最悪だったけどね。修学旅行にエロ雑誌の切り抜き持っていったんだよ。そんなの誰だってやるでしょ。そしたらそれ見つかって、なぜか意外にも大事になってさ、そのエロネタをGoogleグループで共有してた(どこの官庁だよあと嘘だよ)連中数人が集められて正座させられてさ、今考えても理解ができないが「朝からヒーヒー、ヒーヒーとぉ?」とか生活指導みたいな教師に言われてもう困ったよね。いやいやそうとう調子よくSEXするときだってヒーヒー言わないでしょっていう。それはどこのマゾヒストだ連れてこいって感じですよ。

本当に参りました。ということで学校というシステムはそれ自体ウンコ、クソということでよろしくお願いしますね。

ただデモを鎮圧する警官隊の映像なんか見ていても思うのは過剰に暴力的になる連中の映像とか見るでしょう。トルコであるいはブラジルでも、古くは日本の成田空港のそれでも。ああいうのってその映っているriot police=機動隊のメンバーが特別に凶暴なわけではなくてむしろ与えられた鎮圧者としての役割が1人の人間に過剰に役割を演じさせてしまうところが絶対にあるんだよね。

ドイツの「es」という映画にも描かれたスタンフォードの看守と囚人の実験が示す通り人間というのはその着ている制服の通りの人間になろうとする、ときにはその制服の要求する役割に過剰に適応しようとするところがあるんだよ。だから中学のとき修学旅行で些細なエロ本の切れ端を発見した教師が過剰に反応したことも今考えて見れば充分にreasonableな行動として理解できるよね。っていうことを考えた。

最後にこのニュースに関してはよく分からないけど今の高校生はLINEで人殺しの相談したりまた盗撮した画像を共有したりとハイテクなんですね。デジタルネイティブってやつかなぁー

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車椅子の男がついさっき北京空港で爆発物に点火したらしい。Webのおかげで世界のどこで起きていることでさえ共時性を持つ。

事後の写真を見る限りでは可能な限り多くの死傷者を生み出して社会的な影響力を行使しようとするのがその人の意図だったとしたらFAIL=失敗の爆発だと思う。周囲を白煙で満たし自分が怪我をしただけという結果に終わりそうだ。

ただいかなる自爆攻撃も極度の絶望の表現であるということは確かで、この人も何か言う必要があったのかもしれない。ベトナムで自分の身を焼いて戦争に抗議した仏僧の写真は世界的に有名だ。あるいは今でも中国による最低最悪の弾圧によってチベット焼身自殺が相次いでいるが、自分の身体を損傷してまで、もっといえば相当高い死亡の可能性を承知した上で何かを訴え出なければならないという状況は追い詰められた精神の行き着く最後の場所に違いない。

パレスチナ人やあるいはチェチェン人の未亡人の自爆攻撃とかみんなそうだろう。