自分の情熱が何を求めているのか見失った人間ほど哀れなものはない。生活から規律が失われ精神が弛緩する。とても良くないことだ。
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エントランス1000円のパーティーがない 名前の売れたDJじゃなくていいから普通の落ち着いた感じで十分なのだが 3000円払って誰も音の方は気にしてないということになりがちなのが東京のclubの特徴であると思う
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肉塊の孤独 ベーコン展
カワイイもの第一段 最近美術展のプロモーションで各界の名前の知れた人たちを動員する手法をよく見る気がする tei towaから東ちづるまでの人名を見つけた
僕は絵画の良し悪しとかよく分からないのでこれはいいこれは良くないくらいのことは言えるようになりたいとは思っている
僕はむしろ芸術家がその社会的な評価を作り上げていくメカニズムそれ自体に興味がある その仕組み自体が巨大な謎である 名前を成すかどうかは完全なランダムであるかもしれないのだ
前にベーコンの伝記を読んだが内容はほとんど忘れてしまった しかしその本が面白かったことだけは覚えている 体験の中身が蒸発してしまったかのようである
僕は食べるベーコンも結構好きである 暇さえあれば自分でスモークして食べている というのは嘘だが丸ごとのベーコンというのはまさしく孤独な肉塊である 誰かに食べられることによって生きまた死ぬのだ そして人間の生もまたその一文で表すことができないか?
他者の死によって自己が生きるというのが人間の業であり悲しみである 私たちは殺して食べる
ただ 私達が生きているのは食べるためだが同時に食べられるためでもあるのだ そして食べられることの方を尊いと考えたい アンパンマンの黄金の心だ
物欲しげにベーコンを見つめる僕の視線がじつはそのときそのお肉から見つめ返されているのである まさに二足歩行の孤独な肉塊として
そしてテーブルの上に裸で転がした香ばしい美味なる肉塊に飽いたら、そのときはベーコン展で平面に封じ込められた腐った肉塊と対峙せよ