A Note

^_^

          • -


「泣かせて 溜まってる」

の検索語でお越しの方へ。どうぞどうぞ…。ついにここも「泣けるblog」のひとつに…。

冗談はともかく、涙というのも実は性欲と似ていて、貯留と放出のモデルで説明されるようなものかもしれませんよね。貯まる、出す、ということです。

僕は試写会に呼んだ素人さんやタレントにただ「泣けました」と答えさせてCMに仕立てるという、ここ何年か流行した映画のプロモーション手法がとても嫌でしたし、ただ泣かせるために撮られる映画ならそれは涙ポルノと呼ばれるしかないと思いますが、それはそれとして、たくさん泣いたあとで何か精神的な重荷が降りたとか、あるいは不思議と爽快な、すっきりとした気持ちにになることはあります。

僕は男ですし、よく泣くタイプの人間でもないですが、もちろん生きていれば泣くことはあり、思うにそのような瞬間の筆頭は、意中の女性に振られて酒を飲んでいるときなどですね。あとたしか、ロベルト・ベニーニ主演の映画「ライフ・イズ・ビューティフル」を見ていたとき、そのラストシーンでやたらと泣けたのを覚えています。酒を飲んで映画を見ているときにも泣くことがありますね。アルコールは脳みそのなんとかという部位に作用して感情的な抑制を外します。

かつて男が泣くことはまったくのタブーでしたが、最近はその種の強固なジェンダー的縛りが緩まってきているようで、昔に比べると男が泣きやすくなってきたようです。女々しい男には朗報でしょうか?