A Note

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今週のお題「新生活での、おもしろエピソード」


ミヅマアートギャラリーに行ったら入口の外で会田誠さんが煙草を吸ってらしたので、「スペースうんこ」が大好きですと伝え、固い握手を交わしました。人間というのは基本的にウンコ、チンコ、マンコの話が大好きです。

千鳥ヶ淵ワタリウムの話は書く気がなくなりました。いや桜に関して言うと僕は花びらの色が薄すぎると思ってます。毎年咲くけど屋外で酒を飲むためのアリバイに使われてるだけでしょう? 

もっと匂いがきつくて強烈な色をした花のほうが好きなんですよね。誰もが疲れた極東の経済大国なんかより、カリブの貧しい島国に生まれたほうが良かったんだ。マルティニークとか、あるいはブラジルとか。

人生の悲しみを癒すために昼間からパンツ一丁でラムを煽って、葉巻を吸ってる。別に色っぽいことの何もない小学生時代の幼なじみの女と話してたら気性の荒い嫁に車でひき殺されて死んでしまう、28歳で。

移住しようかな? あり得たかもしれない別の人生を想像してたら元気が出てくる。

「人生で大切なのは幸福や安寧じゃなくて強度だ」みたいなことを書いておきながらこの枯れ果てたジジイのような生活ぶりはどうだ。まだ若いんだから他人の女を盗んだり死にかけたりと色々するべきでしょうに。 

「放縦になるためにこそ技術が必要だ」みたいなことを岡本太郎がエッセイで書いてた。彼がパリ時代を振り返って書いたものです。

好き勝手に生きるためには全くのバカじゃ無理で、賢さも愛嬌も度胸も経済的な裏付けも必要です。

株屋だったゴーギャンがなぜタヒチに憧れたのか? 多すぎる光と熱、濃すぎる色彩が飽和して、めまいするような土地に住みたい。桜の花は僕には色が薄すぎる。