A Note

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さらに、イスラエルとの平和条約を「平和的な条約ではなく、エジプトにとって降伏条約だ」と批判。「新政権ではパレスチナ問題の解決が最重要外交課題になる」と語った。

僕はこの革命を支持する。まだ状況は流動的だけど、エジプトで、民衆革命が成就することの意義はでかいんだろう。そして自分が思っているよりはるかに大きな意義を持つ、これは革命だという気がする。ムバラクが権力の座を追われて、比喩的にか逐語的にかはともかくとして、吊るされ、ムスリム同胞団を主体とする政権がエジプトに確立するとして、その後の展開がどうなるのか。地政学的なバランスを考えたとき、イスラエルが窮地に追い込まれることは明らかだ。アラブの大国であるエジプトが親イスラエル政権のもとに統治されてあるということがイスラエル政府にこれまで何らかの安心を与えていた。ところがそのエジプトが今度は、真逆の、つまり反イスラエルを国是とする国となるとしたらどうか? 

少しでもものの考えられるイスラエル人で、このことに危機感を覚えない人がいるだろうか。今後何年かは中東から目が離せない。目まぐるしい展開を見せるかもしれない。そしてムスリム同胞団の幹部が上で語っていることだが ---- 「新政権ではパレスチナ問題の解決が最重要外交課題になる」 ---- 僕はただ、これまでイスラエルというテロ国家の横暴に耐えてきたパレスチナの人々に少しでも利益になるような、光のさすような、中東各国における大規模な政変によって、そのような展開がもたらされることを期待する。つまり正直に言えば、イスラエルざまあみやがれと感じている。エジプトにイスラム色の強い政権が出来上がる。するともう、これまでのようにいかないだろう。僕はイスラエルの命運に注目している。そして最後にこれを書いておきたい。Free Palestine.