A Note

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日本の勝利に海外メディア「守備を評価」「運だけ」

辛口だったのは、ドイツ公共放送連盟マネジャーのアーノ・クルーガー氏。「日本につきがあっただけ。我々ドイツと比べると、攻撃力の差は歴然だ」と冷たかった。

"愛想のないドイツ人" というステレオタイプをまさに裏書きするようなコメントを、ドイツの方からいただいた。彼の言っていることは基本的に間違っていない。日本には運があったし、日本よりもドイツのほうが強い。だから全然面白くない。いつか世界中を旅して、ドイツ人はこんなやつだとかメキシコ人はこんなやつだったとか自分で言えるようになりたい。

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明治大学も映画「ザ・コーヴ」上映・討論会を中止


明大もか。日本人は本当にがっかりさせてくれる。ダサすぎる。圧力が怖くてたかが映画の上映一つできないくせに "大学" なんて名乗ってるのか? 恥ずかしいからもう看板降ろして幼稚園にでもなったほうがいい。そんなのはもう大学じゃない。ウンコだ。

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Japan 1-0 Cameroon


日本は勝った。それは良かった。ところで、例えば上の記事のコメント欄を眺めるとサウジアラビアの人から、南アフリカの人から、 "マジつまんねえ試合だった" という意味の、興奮の欠けた試合内容への失望を訴える文章を見つけることができる。僕は日本人としてそのことについては、わざわざ2時間も使ってこの試合を見てくれた世界の人たちへ謝りたい気持ちにさせられる。なぜなら、たしかに見ていてクソつまんねえ試合だったと思うからだ。僕自身は自分の国の代表がどうなるかと思ってそわそわしていられたし、そのことによって体に感じる試合の退屈さは大幅に軽減されていた。しかしもし僕が日本にもカメルーンにも直接の利害を感じない立場にある人間だったとしたら、凡庸で面白くない試合にいらいらして、たぶん1分ごとに舌打ちしながら見ただろう。テレビを消しこそしなくても "これもういいか" とか "いやもうちょっと見てみるか" とか言って不満を示しながらなんとか最後まで見た。

World Cupの初戦ということもあって両チームとも極めて守備的にゲームを開始した。日本代表に弾むような躍動感や流れるような連動性を感じることは元々まれだが、幸か不幸か出来の悪いカメルーンにもそんなものはなかった。結果として90分ものあいだ双方がほっぺたをゆるくつねり合う我慢比べを見せられているような、つまらない試合になってしまった。そのことについては日本代表が少なくとも半分の責任を負っているので、僕は日本人としてスペクタクルの欠如した内容を謝りたい。同時に弁護もしたい。まだ初戦だ。そのうちもう少し面白い試合が出来ることを願いたい。

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Japan 1 - 0 Cameroon
http://soccernet.espn.go.com/report?id=264056


いや勝ったな。日本のボール支配率43%が示す通り、ゲームの内容は運にも助けられて先制したゴールをなんとか守りきっての辛勝だった。しかしWorld Cupで重要なのは美しい試合を見せることではなく勝つことだ。その意味で、最も大切な初戦を引き分けでなく勝つことができた今日の結果は最高だった。最後まで体を張り、走りきった個々の選手をたたえたい。そしてこの結果を見て岡田監督のことをボロクソに言いにくくなったので複雑な気持ちだが、とりあえず勝てたのは良かった。これで内容でも相手を圧倒していたら謝罪も辞さないところだったが、幸いというべきかそうではなかった…

しかしまだ先は長い。19日土曜日に対戦するオランダは言うまでもなくカメルーンよりも強い。カメルーンを相手になんとか43%を維持することができた支配率も、オランダを相手にすればまず30%台にまで落ちるだろうし、試合は間違いなくオランダのペースで進むだろう。現実的な目標は勝つことではなく負けないことだろう。オランダを相手に引き分けられれば日本にとっては勝ちと同じだ。それができるか。難しいと思う。どれだけ堅く守ったつもりでも1点や2点は取られるだろう。でもジャブラニは変な動きをするから試合だって変な動きをするかもしれない。どうなるか見てみよう。

オーニッポー ニッポー ニッポー バモニッポー オイオイオイオイ