A Note

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ナイキの180秒CM


へーこれイニャリトゥ監督だったのか。BMW Filmsの "Powder Keg" も彼の良い作品。僕もそのうちPumaやSONYMercedes-Benzからオファーが来るような才能溢れる映像作家になりたいと思います。これは冗談ですが、映像だろうと何だろうと、何をやるにしろそのくらいの気概があるべきではないか、ということです。

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このPCのMy Documents/Textsというフォルダの中に "workout_log.txt" というテキストファイルが入っている。去年の秋頃に自分の腹の肉の様子を見て奮起し節食男子となってから、気が向いたときに体重と体脂肪とを計測してそれを書き加えてきたものなのだが、最も古い記録が2009年10月24日のもの。ちょっと見てみよう。

2009/10/24
87.7kg
22.5%

女性の場合はもちろん話が別になるが、男性の体脂肪率22.5%は躊躇なく "小デブ" と言っていい数字だ。僕はこの頃自分の腹の肉を両手でわしづかみにすることができたし、掴みきれない脂肪が豊かに余っていたのを覚えている。欲しい人には分けることができるほどの蓄えを誇っていた。一方ついさっき計測した数字が下になる。

2010/05/27
79.4kg
16.7%

体重にして8.3kg、体脂肪率は5.8%減っている。これは自分で思っていたよりもはるかに "いい感じ" であり順調だ。今年の暮れまでに体脂肪率一桁にしたいと思う。そして達成したそのときにはまるで減量の明けた格闘家みたいな顔をしてパフェやクレープやとんかつや天丼を食べたい。揚げたてのとんかつのおいしさは大変だ。あれはもう正直に言って豚ではないと思う。豚肉だ。豚肉に衣をつけて揚げたもの。それがとんかつ。このままとんかつについて話を続けたいのだが、僕のよだれで地球が沈没する可能性があるようなので、ここで止めておきたい。死ぬまでにもう一度揚げたてのとんかつを食べたいという欲望を動力にして、もうしばらく質素な食生活を続ける。そして体脂肪率がやがて一桁に到達して僕の食欲が解放されたら、そのときは揚げたてのとんかつが宙を舞う事態になるだろう。

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4年後のWorldCup2014では、選手として円熟期を迎える森本と本田を主軸として、ある程度期待を持てるチームを組んで欲しい。何せ開催国があのブラジルだということもあるから、1ヶ月ほどの間は国中がほとんど手のつけようのない祝祭空間へ変貌することは間違いないだろう。

2014年にはある程度ポルトガル語もしゃべれるようになった上でブラジルにWorldCupを見に行きたいと考えた。だいたいブラジルで開催されるWorldCupほど魅力的なイベントが他にあるだろうか。元々ブラジルという国に興味がある。僕は母国である日本ではいつも土地に不慣れな宇宙人のような気分で生活しているのだが、ブラジルではそんな違和感を感じずに済むような気がするのだ。

例えばこう考えてみる。誰か僕たち人間を統べる高次の存在者がいるとして、そいつが僕を生まれさせるときに何かの間違いでブラジルの女性ではなく日本の女性のお腹の中に受精卵を配置したのではないのか? そしてもし仮にそうであった場合にはどうだろう。僕のブラジルへのこの熱い、しかし少々不可思議でもある憧れを説明する根拠にならないか?

映画 "City of God" の中でほんの3分に満たないくらい挿入されていた、美しいリオのビーチを撮ったカットを思い出してしまう。あんなビーチが側にあればきっと人間は自殺する気になんかならないだろうと思わせるような、長く向こうまで続いていく白いビーチ。