A Note

^_^

幸福・大川総裁、自民ばっさり:社会:スポーツ報知
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20090820-OHT1T00017.htm

自民・麻生首相をやり玉に挙げ「麻生さんは公示日に、壊されると損をするからと1500円の腕時計で街頭に立った。ケチですよ。私はその1万倍の値段の時計」。さらに民主・鳩山代表に対しても「夜のテレビを見ましたか。頭が鳥の巣ですよ。ヘアメークする人くらい雇いなさい。そんなんで景気が良くなるか!」

これは個人的な意見ですが、僕は幸福実現党の言っていることは、残念ですが聞くに値しないと思います。しかし心情的には大川総裁を支持したいとさえ思う、そのような立場です。理由は面白いからです。僕は基本的には面白いことは良いことだと思いますし、派手にやらかしてくれる人は大好きです。政治には見せ物としての側面があります。であるならば、才能の豊かな役者にご登場願うのもごく普通の思いではないでしょうか。

さて、大川総裁が上の演説において主張したかったと思われることを推測してみると、それは "もっと消費を" という言葉に集約されそうです。街頭演説で私は1500万円の腕時計をしているのだと自慢したところで票が集まるとは僕にはとても思えないのですが、彼が言いたいのはおそらく、金は使うべきものなのだという、そのことなのでしょう。あるいは、鳩山さんがヘアメイクを雇わずに "頭が鳥の巣" である状態を一貫して保持し続けていることについて "そんなんで景気が良くなるか!" とお怒りのご様子なのですが、この一見すると不思議な主張も、消費を促そうとする総裁の意図を読み込んだうえでなら理解することができます。僕は、鳩山さんの頭がひどい状況であることによってそれを見た国民の士気が減退し恐ろしい経済的悪循環を招いているのだということを言いたいわけではないと思いました。そうではなく、つまり民主党の党首ともあろう人なのにヘアメイクを雇う金さえケチるから市中に金が回らずに景気が良くならないのだということです。まして次期総理大臣とも目される人間の頭です。それが無造作にも爆発しているということなのですから、そんなことでは一般市民の消費マインド*1だって冷え込むばかり、嘆かわしい限り、僕は総裁の発言の意図を、大体のところそのように理解しました。大川総裁が1500万円の腕時計の他にどれだけ高価な私物を所有しておられるのかも気になります。まだまだ頑張っていただきたいと思います。

.

*1:しかし何なのでしょうか。"消費マインド" いかにも代理店臭いこのインチキな造語は。