A Note

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ホワイトバンドなんか巻いてないで、岡倉天心を読もう。


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まるで自分たちが世界の盟主ででもあるかのように振舞いたがる傲慢な欧米人に言っておきたいのは、あなたたちが牛も豚も食べるときに、アジア人に鯨や犬を食べることを禁じる権利はない。

もしアジア人に鯨や犬を食べさせたくないのなら、欧米人は、まず自分たちが一切の肉食を止めよ。"私たちは豚も食うし、牛も食うし、フォアグラも食うよ。でも犬や鯨は駄目だ、なぜなら犬や鯨は頭が良くて可愛いからだよ" とか、分けの分からないことだけは言うな。そんな気の狂ったような戯言だけは絶対に言わせない。

個人的な意見では、牛も豚も頭は良いし、犬や鯨に劣らず十分に可愛い。牛が草を食べている様子を見ていると、本当に平和な気分にさせられる。というわけで、欧米人は僕の意見を尊重して、これからは牛を屠ることを一切止めよ…。こう言われたら欧米人はどう思うのか? お前は頭がおかしいのかと言うのだろうから、だとしたら、僕は同じ言葉を返そう。

やつらの言うことはめちゃくちゃで、これだからコロニアリストの傲慢さには本当にムカつかせられる。アジア人を野蛮人だと思っていて、私たちがenlightenしてあげなくてはくらいの意識を継続しているのだろうけれども、こちらとしてはそんながさつさにマロニエの木のゴツゴツした根っこよりもはるかに嘔吐する。英語で喧嘩でき、意地の悪い風刺を食らわせることができるくらいになって、将来的には向こうの連中と論争しなければならない。そして将来的にMagnumに加入することができたら、総会をメチャクチャに荒らしてやるのだが…。

"Magnum is dead. Asia is one." と、パリか、NYか、どこかで開かれるだろう他でもないMagnumの総会で言い放ち、それを脱退宣言、及びPhoto Agency "Asia(仮称)" の設立宣言に代える。そんなことができたらとても愉快だろうし、墓の下で眠るRobert Capaや、HCBも、さぞかし喜んでくれることだろうと思う。


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欧米のコロニアリストから散々に苦しめられたアフリカの小作人の子孫の嘆きが極東の島国で聞かれたのを以下に採録した:


「…欧米の白人の連中は、散々この国を踏み荒らして、人はさらって売り飛ばした。連中は神だ神だと言うくせに、まず自分たち自身が神をも恐れないようなめちゃくちゃをやっていたわけだ。思うに、あいつらは血も涙もないような、恐ろしく残虐な神様を持っているんだろうな 笑  ところがだ、今では、私たちがあなた方を救う光だなんだと言って、バカかよ、NGOだかなんだか知らないが、団体を仕立てて大挙してやってくる。もちろんありがたくないわけじゃない。実際的な面では相当に助かってるさ。でもこれだけは言っておかなければならないが、やつらの考え方は依然として植民地主義者の、コロニアリストのものであって、他の誰のものでもないんだよ」



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