A Note

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最初の一枚ランニングシューズの写真は「SIGMA 17-50mm F2.8 EX DC OS HSM」 そしてそれ以下すべての写真を「AF-S DX VR Zoom-Nikkor 55-200mm f/4-5.6G」で撮った。それぞれ3万円、8千円のレンズだ。いくら高いレンズを使おうと写真の下手な人は変わらず下手なのであって、その辺にある安いレンズで楽しく撮ればいいと思う。もちろん商業の媒体に載せる完璧な一枚を撮らなければならない人はまた別の話で、予算の許す範囲でいくらでもお金を使えばいいんだけど。

記録画質の設定は全て「JPG FINE L」 D7100のセンサーはとても優秀でダイナミックレンジも広く、階調を豊かに残すため、よほど極端なシーンでなければ白飛びや黒つぶれを気にする必要はない。だから念の為にRAWで撮ってあとで万が一のために画像を救えるようにしよう、ということを全然思わない。加えて、2400万画素のボディで出力するRAWデータは一枚およそ40Mという巨大なものになる。僕はJPGで十分。

一枚目を撮ったSIGMAのそれはF2.8通しでほとんど単焦点並に解像する素晴らしい標準ズーム、今31000円で売っていて、これは価格破壊もいいところ、SIGMAは本当にいい仕事をしてる。そしてそのことを思うとき、Nikon純正のDX=APS-C専用標準ズームのDX 17-55mm F2.8が14万円することの意味について考えないわけにいかない。

SIGMAのでいい。安くて写りが良い。もし誰かが大枚はたいてNIKONのを買うとしたら動機の大部分は誰かに見せびらかすこと、あとは純正を使うことで得る自己満足のためとしか思えない、とまでいいたくなるほど14万円は高いし、3万円でこの写りは素晴らしい。

NIKONのDX 55-200mmもいいレンズ。安くて軽くてよく写る。70-200mm F2.8は持ち出すのに気合が必要な大きさと重さだ。だから結局迷った末に置いていくということが増える。持っていかなければ写真が撮れないからレンズを買った意味がない。その点DX 55-200mmなら350gしかないから、念のためカバンに放り込んで行くことはぜんぜん苦にならない。その点も考慮に入れたとき、ある意味においてはこのDX 55-200mmは、70-200mm F2.8よりも「いいレンズ」であると言える。


















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能年玲奈のブログコメント欄が『あまちゃん』最終回後に発動する予定だった工作コメントで溢れかえる


じぇ、じぇじぇじぇー!? 冗談はともかく、この種の派手な失敗によって垣間見える哀れな印象操作の試みを知るたび、僕はずいぶんと下らない世界に住んでるなという気にさせられる。二言目には「感動」と言ってはばからない無能なコメント屋のおかげで本物のファンの感動は台無しだ。大人たちの作り上げた世界の複雑さと醜さにはアキちゃんもびっくりだ。もちろん能年玲奈本人にも失礼な行為。


情報操作 彼らのものさ 
すべての人をその気にさせる
その気にさせてよけいなものまで
何でもかんでも掴ませる


shakkazombieの「白いヤミ」 懐かしいラップの歌詞を思い出した。今考えてみるとこの曲のタイトルは秀逸だな。本人が認識の盲目にされていれば、そこが照度的にいかに明るい環境であれ闇の中にいるのと変わりないということだ。明るい場所で何も見えてない。

上に見るような恥知らずなマーケティングが横行する世界で、この曲の歌詞は強いリアリティを持って聞こえてくる。僕はあまちゃん流行ってるのは知ってたけど結局少しも見なかった。今もうスポーツやドキュメンタリーを除いてテレビを見なくなってる。工作員にはお疲れさんという気持ちだ。